6年総合 これからの生き方について考える ~加賀友禅大使をお招きして~

 17日5限目に金沢市加賀友禅プロモーションマネジャーの鶴賀さん,加賀友禅大使の小林さん,米田さんが来てくださいました。3人の方々はボランティアで加賀友禅の普及活動に取り組んでいらっしゃいます。
 最初に着ていらっしゃった加賀友禅を見せていただきました。とても鮮やかな着物でした。また,冬天気が崩れる北陸でも切ることができる,雨コートやもんぺ袴についても教えていただきました。その後,加賀友禅の伝統マークや落款についても教えていただきました。そして,加賀友禅の制作工程や特徴(加賀五彩やぼかし,虫喰いなど)なども実物を見ながら教えていただきました。
 その後,加賀友禅が衰退している現状についても話していただきました。金沢の日本のすばらしい文化である加賀友禅ですが,後継者がいないという現実です。加賀友禅の現在,未来について考えた子がいました。下がその子のふりかえりです。


 「加賀友禅大使」の先生方,そして「加賀友禅」の職人さんは,「加賀友禅」という加賀の伝統工芸を後の世代につなげていこうと,がんばっているのです。この日本で「少子高齢化問題」が進む中,友禅流しをする人が荒木さんという人,一人しかいないときいて,とてもびっくりしました。「自分たちがやらないと…『加賀友禅』というものがなくなってしまう」と思っているはずです。そんな一生懸命この職業にはげんでいる人がいると,私もたくさんの勇気がわいてきます。


 貴重な金沢の,日本の文化がなくなってしまうのではないかという不安,このような現状の中でもがんばっている職人の方の思いを感じることができたようです。


 加賀友禅について,いろいろ教えていただいている中,空気がぴんと張り詰める瞬間がありました。雰囲気が一気に変わりました。何があったかというと,鶴賀さんがあるお話をされたのです。そのことについてふりかえりを書いている子がたくさんいました。


 「相手が話しているのに目も合わせず下をうつむいて…」とおっしゃっていて,本当にその通りだと思います。だって,せっかくきていただいたのに,何も聞かずに下をみているなんて,自分がしゃべっていたら良い気持ちなどしません。だから,これからは自分の行動は相手をいやな気持ちにさせていないかということを意識して行動したいです。

 先生は,人の話をきくとき,ちゃんと人の顔,目を見なければいけないという事をお話されました。たしかに,人の話をしっかりきいていないと話している人に失礼だと思います。最初は,しっかりきいていても,集中力がきれてしっかりきかなくなったら,意味がありません。話す人への態度は,大切だと思いました。


 加賀友禅大使の方はいろいろな所で,いろいろな方とお会いし,加賀友禅のすばらしさを伝えているそうです。外国の方と話すこともあるそうです。そのような時,相手の目を見て,心を込めて加賀友禅について話す,これが1番大事だそうです。もう一度加賀友禅を見たい,加賀友禅を着てみたいと思わせる際に礼儀は欠かせないそうです。まさに一期一会です。加賀友禅大使の所作について感じている人もいました。下にあるのが,そのふりかえりです。


 私は昨日加賀友禅大使の方々のお話を聞いて思ったことは,大使の人たちのしぐさです。着物をたたむときも,“さっ”とすばやくやっているけれど,とてもきれいにたためていました。おじぎやしぐさ,しゃべり方などがとてもお上品で,着物がにあうしぐさだな~と思いました。ああいう人たちをみると,「私も見習わなければいけない」と思います。


 皇族の方とお会いしたこともあるそうです。皇族の方は小笠原流礼法とよばれる礼法のもと振舞っておられるそうです。そのため,小笠原流礼法に則り,おじぎをするときは手を重ねなかったり,扇子を持っているような手の使い方で話を聞いたり,手を振る際には目上の人より低い位置で大きく振らなかったりするそうです。加賀友禅大使の方々は相手が不快に思われないよう,礼法についても多く学んでいるそうです。
 これらの多くの学びを,これから生かしていきたいですね。