算数科 5年 単位量あたりの大きさ




 本時では、第一次で学習したならすという平均の考えをもとに、単位量あたりの大きさについて考えていく授業を行った。
 部屋のこみぐあいの問題場面を一度に場面を提示するのではなく、少しずつ場面を動かして比較対象を明らかにしていった。そうすることで、比較の対象が増え、多様な視点から考えることができるようにさせた。面積が等しく、人数が異なるAとBの部屋を見せ、「面積は等しいから、人数が多い方がこんでいる。」、人数が等しく、面積が異なるBとCの部屋を見せ、「人数は等しいから、面積が小さい方がこんでいる。」という考えを小さなまとめをして、学びを共有した。その後、人数も面積もそろっていない場面を見せた。そうすることで、『そろえるためにはどうしたらいいか』と話し合う姿が見られた。
 「面積を最小公倍数の30にそろえて比べる」、「1㎡あたりに何人いるかで比べる」、「1人あたりの面積で比べる」という考えで求めることができることに気づいた。その後、Dの部屋を加え、比較の対象が増えたA、C、Dの部屋で比べることで、どの考えでも求めることはできるが、単位量当たりの大きさの考えを用いた方が能率的であることに気づくこともできた。
 また、「もしも他にも部屋があったら?」と問うと、「いくつ部屋があっても、単位量当たりの大きさの考えを用いれば比べられるよ」と比較対象が増えたとしても一般化することができたと考えられる。