1年間、ありがとうございました。

 新型コロナウィルスが日本全国に猛威を振るい始めて1年が経ちました。
 未知の病に経験したことのない生活様式。大人も子ども達も、誰もが見えない敵と静かに戦ってきました。
 私たちわかば会も、「このままだと前に進めない。出来ないことを諦めるのではなく、出来ることをやろう。」と考え、新たな試みとして「おうちでポラリス」を始めました。
 おうちにあるもので出来る工作を提案させて頂きましたが、いかがでしたか?
 こうして私たちが前向きになれたのも、我が子が見せてくれた沢山の笑顔のおかげだったと思います。子どもの笑顔は、私たち親にとっては何よりのビタミン剤ですね。
 しかしながら、感染拡大状況を鑑みながら開催したポラリス広場の開催は、たった2回となってしまい残念でなりません。日々の子育て、家事、仕事、コロナ対策と戦う全てのお父さんとお母さんに、ポラリス広場がちょっぴり癒しの場になったらいいな、と思っています。
 いよいよワクチン接種も始まり、明るい兆しが見えてきました。この1年の未曾有の経験が、誰にとっても間違いなく、これからの人生の糧になると信じています。
 優しく逞しく明るい仲間に恵まれ、わかば会役員として楽しい1年間を過ごすことができました。この経験もかけがえのないものとなりました。
 至らぬ点が多々あったかと思いますが、この1年で関わった全ての皆さまに感謝の気持ちをお届けしたいです。
 「ありがとうございました!」
 次年度も、わかば会をどうぞよろしくお願いいたします。

 わかば会役員一同


わぉぉっ!て笑っちゃうびっくり箱を作ろう!

 3月に入り、春を感じる日が増えてきました。暦の上でも「啓蟄(けいちつ)」が過ぎ、冬眠していた生き物たちも顔を出し、春の芽がニョキっと出てくる時期になりました。お散歩がてら、春を見つけられたらうれしいですね。
 今回の工作は、すごく簡単なのに飛び出す威力は抜群の「びっくり箱」のご紹介です。ぜひ、ご家族皆さんで大笑いしてください!



<準備するもの>
●牛乳パック 4本分
●輪ゴム 12本
●はさみ(カッター)・テープ(白いガムテープを使いました。何でも構いません)

最初にびっくり箱の中身(しかけ)から作りましょう。



① 牛乳パックの底と注ぎ口の折り目が入っている部分は切り落とします。



② 4.5㎝幅で4枚に切り分けます。
③ ①と②を牛乳パック3本分切ります。全部で12枚になります。



④ 真ん中の折り目の両側に、5㎜程度の切り込みをいれます。(赤い線の部分)



⑤ 切り込みの間に輪ゴムを掛けます。

次は、びっくり箱の外箱です。
中身(しかけ)が入るものであれば、作らなくても、どんな箱でも構いません。
牛乳パックで作ることもできますよ。



⑥ 写真のように切り、右側の4cmに切った部分を内側に折り込んでテープで閉じて完成です。

中身(しかけ)に折り紙やシールを貼ったりする場合は、④の切り込みを入れる前にしましょう。
絵を描く場合は、①の時点で一度切り開き、内側の白い面にひっくりかえして筒状に戻します。ガムテープで張り合わせば大丈夫です。
外箱も折り紙を貼ったり、マスキングテープを貼ったりすると素敵ですよ。

さあ、あとはびっくりするだけ!遊び方は動画をご覧ください。

★遊び方の動画★


今年度の工作紹介は、今回で最後になります。
びっくり箱で、ご家族の皆さまの笑顔と笑い声がこだましますように♪
楽しんで頂けましたか?1年間、ありがとうございました!


お雛飾りを作ってみましょう!

 立春も過ぎ、待ち遠しい春がもうすぐやって来ます。私たちだけじゃなく、木の芽も、冬眠中の虫たちも、春が来るのをワクワクと待っていますよね。今月は、3月3日のひな祭りのお飾りを作ってみましょう。春っぽく、カラフルに華やかに作りましょう!今回はちょっと手が込んでいますよ。
時間をかけながら楽しく作ってくださいね。



<準備するもの>
●紙皿(直径20㎝ぐらいのもの)
●折り紙(15㎝×15㎝のもの。無地・花柄)
●キッチンペーパー
●ひも(20㎝程度)
●水性ペン
●のり・はさみ・霧吹き・穴あけパンチ

作り方は、下のPDFファイルをみてください。


ファイルイメージ

お雛飾りの作り方


かわいい鬼さん、ウェルカム!

 もうすぐ節分です。今年の節分は、2月2日です。節分は2月3日と決まっているのではなく、「立春の前の日」と決まっているのです。これはとても珍しいことですよね。37年前の昭和59年は、2月4日が節分になっていました。節分が2月2日に当たるのは、なんと124年ぶりのことだそうです。
 国立天文台のホームページにちょっと詳しく掲載されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。
国立天文台HPへ)

今年はそんな特別な「節分の日」です。
悪い鬼は外へ追い出して、かわいい鬼ちゃんに暴れてもらいましょう。
今回の工作は、使い捨てどんぶりを使った鬼さんの帽子です。




<準備するもの>

●使い捨てどんぶり(プラスチック製、紙製どちらでも。写真は直径19㎝のものです。)
●おりがみ、お花紙、色画用紙、毛糸、丸型シールなど(全てが必ず必要ではありません)
●はさみ、のり(でんぷんのり、水のり、スティックタイプ)、両面テープ、工作用ボンドなど

使い捨てどんぶり、お花紙は100円ショップで手に入りますが、ご家庭にある適当なものを使用くださってもOK!ですよ。




① まず、どんぶりの外側に好きな色のお花紙を貼り付けましょう。
お花紙を使用する場合は、どんぶり全体にのりを付けて巻き付けるように張り付けます。
どんぶりの底面は、あとで髪の毛を飾るので、重なったりでこぼこになっても大丈夫です。

お花紙じゃなくても、小さくちぎった折り紙をのりでペタペタ貼っても構いません。
その場合は、スーパーのパックトレーなどにでんぷんのりを出し、少し水で薄めてから小さくちぎった折り紙に直接のりを付けて貼るとしっかりと貼れます。




② ここまでくれば、出来たも同然!
あとは、それぞれのパーツを自由に作って貼り付けてください。
目・鼻・口 → ツノ → 髪の毛 の順番で貼り付けるときれいに仕上がります。
目・鼻・口は色画用紙や折り紙を切って貼ります。
ツノは色画用紙で作ります。
髪の毛は、お花紙をくしゃくしゃっとして軽く貼り付けます。毛糸をくしゃくしゃに丸めて乗せるように貼り付けてもかわいいですよ。

工作は、お子さまのイメージで自由に作ると楽しいです。今日だけは、のりだらけになっても許してあげてくださいね。鬼さんの表情は、目だけでもかわいいですよ。

~おまけ~



「おりがみくらぶ」のサイトでは、節分折り紙の特集をしています。
鬼さんや福さんの折り紙をはじめ、豆入れやかざり箱も作ることができます。
折り紙は、とても身近で手軽な遊びのひとつですよね。季節も楽しむことができますので、ぜひご覧ください。

2月2日には、元気に豆まきをして、鬼もコロナウィルスも地球から出ていけ~!と、お願いしましょうね!