玉ねぎの収穫と排水池づくり
*(旧)食育サークルブログの内容をコピーしました。
先日、年少組さんの保育室の横の畑で、年中組さんと一緒に玉ねぎの収穫をしました。
大きく実った玉ねぎの前で、先生からお話を聞く子どもたち。先生が、「これは何だと思う?」と言うと、「たまねぎー!!」、「たまねぎー!!」といっせいに子どもたちが答えます。「じゃあ、今から、この玉ねぎを、みんなでとりたいと思います。さあ、みんな、とってごらん!!」と先生。子どもたちは、「どうやってとるの?」と周りをキョロキョロ。すかさず、食育サークルのお母さんたちが、「この、今見えている緑色のネギみたいなところを持って、一気に引き抜くんだよ。」と子どもたちに教えると、子どもたちは、次々と玉ねぎを引き抜いていきます。「うわぁ、とれたよー!!」「こっちもとれたよー!!」、子どもたちのテンションもどんどん上がっていきます。玉ねぎが大きすぎて1人では抜くことができず、2人で息を合わせて「せーの!!」で抜きます。「おっきぃー!!」、「おぉー、ほんとに大きい」と大きな大きな玉ねぎを見て、子どもたちも先生も、食育サークルのお母さんたちも、思わず声が出ます。
食育サークルのお母さんたちが見守る中、子どもたちが頑張ってくれたおかげで、かごいっぱいに玉ねぎがとれました。
玉ねぎの収穫がおわり、玉ねぎを収穫した横の畑を耕したら、次はアスレチック跡地での排水池を作る作業です。
5月に、一気に雨が降った日が数回ありました。実はこの時、大変なことが起こっていました。この畑は粘土質の土が多く、とても水はけがわるいため、畝と畝の間に大量の水がたまってしまったのです。このままでは、せっかく畑で育った野菜たちがダメになってしまう...。まもなく迎える梅雨までになんとかしなければ...。そこで、雨が降った時に、畝の間に水がたまらないようにするために、排水池をつくることにしました。
土を掘り進めていくと、大小さまざまな大きさの石がたくさんでてきました。遊具を固定していたと思われる太い針金のような物もでてきました。
食育サークルのお母さんたちが一生懸命に作業してくれたおかげで、いくつかの排水池ができました。畝の間にたまっていた水が、しっかりとこの場所にたまってくれることを願います。そして、この排水池には、ちょっとした”しかけ”があります。それは、雨が降ってからのおたのしみ...。
アスレチック跡地の畑では、まもなくレタスの収穫を予定しています。どんなふうに調理しようかな、子どもたちは喜んでくれるかな、ドキドキ、ワクワクです。