さる5月6日(月)に北國新聞社において行われた第49回高校将棋選手権石川大会において,1年B組の清水隆史君が,個人戦A級で準優勝し,全国大会である夏の全国総合文化祭「長崎しおかぜ総文祭」の「将棋部門」に出場することとなりました。
団体戦のメンバーでもあった清水君は,本校チームが団体戦でベスト4に入ったため,予選は免除,決勝トーナメントからの出場でしたが,1回戦から4回戦まで,危なげない指し回しで勝利を重ねて決勝に進出しました。そしてこの段階で,全国大会出場が決定しました。残念ながら,決勝戦では元奨励会員の小松大谷高校の選手に敗れましたが,高校生としての初めての大会でのこの成績は本当に素晴らしいものです。
全国大会は7月31日,8月1日の両日にわたって長崎県の時津町で行われます。本校将棋部員が全国大会に出場するのは3年前の冬の全国高文連将棋新人大会以来です。ぜひ彼の全国大会での健闘をお祈りください。
また,先に触れたように,清水君,2A向井康祐君,2C吉田智裕君の3名からなる本校の団体チームは,1回戦シードの後,2回戦で小松高校Bチームに勝利し,県ベスト4となりました。残念ながら,準決勝では優勝候補の金沢泉丘高校Aチームに敗北を喫しましたが,なかなかの健闘かと思います。
また,個人戦B級では,2C堀 玲於奈君が,予選を含め4連勝の健闘を見せ,ベスト4の成績を残しています。こちらもなかなかの好成績です。次の大会からはA級での出場になるでしょう。
今年度は女子3名を含めて9人の新入部員を迎え,久々に大所帯となった本校将棋部ですが,なかなかに良い形で新たな年度を始められました。