第46回全国高等学校総合文化祭とうきょう総文2022

 文化部のインターハイと言われる,第46回全国高等学校総合文化祭とうきょう総文2022が7月31日から8月6日まで開催され,本校からは小倉百人一首かるた部門と新聞部門に参加しました。

小倉百人一首かるた部門。
 香川県と福岡県を倒して予選リーグを1位通過。中でも福岡県とは過去に負けた経験があるようで、絶対に負けられないという気持ちで試合に臨んでいたようです。生徒たちはとても緊張していましたが、見事勝利!観客席に戻って来ると嬉しさが爆発するのかと思いきや、翌日の試合の作戦を皆で立て始めていました。2日目は、ベスト8をかけて福島県と対戦。東北出身の中澤校長から『遠慮しないで、倒していいからね~』とのお言葉をいただき、その言葉通り4-1で倒し見事ベスト8となりました。次はベスト4をかけての群馬県との試合。残念ながら1-4という結果で敗戦。しかし、石川県のメンバーは晴れやかな顔をしていました。それぞれ通っている学校は違いますが、昔から知っている顔なじみの生徒たち。かるたは、戦う時は1人対1人ですが、その1人1人の結果で競う団体戦!『今年はチームワークがとても良い!全員で勝ち取った勝利だ!』と監督が言っていました。今後の更なる活躍を期待しています!

とうきょう総文新聞部門。
 昨年の石川県高等学校新聞コンクールの結果により,昨年に引き続き2名を全国総文へ送り出すことができました。
 1日から3日間日程で,千代田区の三輪田学園中学・高等学校が取材拠点となり,各班に分かれて東京都内で取材をし,交流新聞の発行をおこないました。
 コロナ感染対策などで制限がかかる中でありましたが,全国大会に参加したことで,各校の新聞部の規模や機材の充実さに圧倒されながらも,現地での取材を通して他校の新聞作成の様子や取材方法,魅せ方,新聞作成の意義を肌で感じたようでした。
 全国大会に行かなければ,わからないことや見えない世界もあり,今後も学校の様子や課題など,充実した附高新聞の発行に励んでほしいと思います。


かるた部門


新聞部門


新聞部門


かるた部門


新聞部門


学校説明会実施

 7月31日(土),今年度の「中学生向け学校説明会」を実施しました。対面での実施は2年ぶりで,多くの中学3年生の方々に参加していただきました。
 当日は,国語・英語・数学・理科・社会科が各教科2コマずつ授業を提供し,中学生の皆さんには希望の授業に参加して,本校の学びを体験してもらいました。
「漢字なぞなぞに挑戦」「表現と説明の違いって何だろう?」
「What do you do on that day?」「30分でCNNニュースが聴けるようになる授業」
「人工知能の数学」「コインを10回投げて・・・」
「トトロのヒ・ミ・ツ」「宇宙の大きさを測る方法」
「その選択は 正しい ?」「つまらない 世界史」
この10コマの中から希望に応じて2コマ受講してもらいました。高校の先生の授業を受けるのは初めてだった生徒が多く,貴重な体験になったとの声をいただきました。
 授業を体験した後は,教育方針や入試関係の説明,本校生徒による学校生活の説明をオンラインで行いました。特に,本校生の一日をまとめた動画は,「附属高生の日常が良くわかる!」と大好評でした。
 予定していたプログラム終了後は,中学生の希望者と本校生による座談会を行いました。短時間での実施になりましたが,より深く本校の実態を感じ・理解してもらえたのではないかと思っています。
 9月には今年度の入試要項を公表し,10月下旬に中学校の先生方向けの説明会を行う予定です。このように,秋になると,今年度の入試に向けた準備が加速していきます。
 多くの中学生の方々に本校入試にチャレンジしていただき,入学した仲間と切磋琢磨する附属高校生活を送っていただきたいと学校関係者一同,切に願っております。


つまらない世界史


宇宙の大きさを図る方法


終了後の座談会


本校の学校設定科目「国際教養基礎」講演会

 7月20日(火)1学期最終日に,本校の独自科目「国際教養基礎」に係る講演会を1年生対象に行いました。講師には三谷産業株式会社の三谷忠照社長をお招きし「グローバルリーダになる高校生たちへ」をテーマに講演していただきました。三谷社長には昨年度に続き今年度も講演+質疑応答で2時間の指導を頂戴しました。講演後の三谷社長に対する質問は想定をこえる数になり時間内にすべてに応えることはできませんでした。
 また,講演会はコロナ感染拡大防止のためオンラインを利用した形で行いましたが,講演後は写真のように三谷社長と直接会ってみたいという人やアドバイスを受けたいという人が列をなす状況になりました。感染予防のため,生徒は三谷社長から名刺をいただき必要に応じてメールでやり取りをすることにしました。
 講演後に三谷社長は,本校生の「聞く力」と「意欲」の高さを評価してくださいました。
 このように本校では,各界の第一線で活躍されている方から直接,指導を受ける機会が設けられています。「本物に触れる」体験はとても貴重で本校ならではのものと自負しています。


グローバルリーダーへの期待


画面越しに生徒に話しかける三谷社長

三谷社長とコンタクトをとろうとする生徒

聞く力を発揮する生徒


「第54回北信越高等学校選手権水泳競技大会入賞」と「本校スポーツ大会」

 先週末に長野市を会場にして標記選手権大会が行われました。本校からは見事に石川県大会を突破した3年生のTさんが参加しました。石川県の代表として女子飛び板飛び込みに参加したTさんは見事北信越選手権大会で第2位に輝きました。北信越大会で本校の存在を示してくれたTさんに心からの賛辞をおくりたいと思います。
 また,7月15日(木)には本校のスポーツ大会を2年ぶりに開催しました。本校らしく,生徒が企画し運営するスタイルで行われ,暑い中でしたが大きなトラブルもなく学年の枠を超えた楽しく充実した時間を過ごしました。「附属高校は勉強ばっかり!」という声を時々耳にしますが,そんなことはありません。「心技体」のバランスを重視したカリキュラムになっています。小中学生の皆さん,附属高校に入学し,高いレベルの文武両道を目ざしてください。


7月14日(水)3年生向け「推薦入試を探究する」

進路指導トピック
 
 7月14日(水)15:45~17:00,本校物理室を会場に3年生向け「推薦入試を探究する」と題した進路に関する講座が開かれました。
 志望理由書・面接(WEB面接も含む)の極意を聞こう!
 学校推薦型選抜・総合型選抜を考える人必見!
をサブタイトルにして,合同会社楽しい学校コンサルタントSecond代表で本校のカリキュラムアドバイザーでもある前田健志先生が講師を務めました。
 スポーツ大会前日にもかかわらず40名をこえる生徒が前田先生の話に聞き入っていました。前田先生からは
 「身近な事柄に疑問をもつ大切さ」それを「自分事として考えることの大切さ」や,大学が求める生徒像につながる
 「自分で問いを立てる力」「自分で学べる力」を高めていくことの必要性が説かれました。
 昨年度から,センター試験に変わり共通テストが実施されるなど大学入試は大きく変化しています。今回のテーマであった,「推薦入試」も大きく変わってきているとともに,各大学が推薦入試に大きな比重を置いてきています。進路実現には多様な道が存在します。高校3年生はここからが正念場になりますが,1・2年生はもちろん,今,中学校に在籍している方々も是非,間もなくやってくる夏休み中に自分の進路について真剣に向き合う時間をとってみてください。


講師とのやりとり


仲間との話し合い