本校の学校設定科目「国際教養基礎」講演会

 7月20日(火)1学期最終日に,本校の独自科目「国際教養基礎」に係る講演会を1年生対象に行いました。講師には三谷産業株式会社の三谷忠照社長をお招きし「グローバルリーダになる高校生たちへ」をテーマに講演していただきました。三谷社長には昨年度に続き今年度も講演+質疑応答で2時間の指導を頂戴しました。講演後の三谷社長に対する質問は想定をこえる数になり時間内にすべてに応えることはできませんでした。
 また,講演会はコロナ感染拡大防止のためオンラインを利用した形で行いましたが,講演後は写真のように三谷社長と直接会ってみたいという人やアドバイスを受けたいという人が列をなす状況になりました。感染予防のため,生徒は三谷社長から名刺をいただき必要に応じてメールでやり取りをすることにしました。
 講演後に三谷社長は,本校生の「聞く力」と「意欲」の高さを評価してくださいました。
 このように本校では,各界の第一線で活躍されている方から直接,指導を受ける機会が設けられています。「本物に触れる」体験はとても貴重で本校ならではのものと自負しています。


グローバルリーダーへの期待


画面越しに生徒に話しかける三谷社長

三谷社長とコンタクトをとろうとする生徒

聞く力を発揮する生徒


「第54回北信越高等学校選手権水泳競技大会入賞」と「本校スポーツ大会」

 先週末に長野市を会場にして標記選手権大会が行われました。本校からは見事に石川県大会を突破した3年生のTさんが参加しました。石川県の代表として女子飛び板飛び込みに参加したTさんは見事北信越選手権大会で第2位に輝きました。北信越大会で本校の存在を示してくれたTさんに心からの賛辞をおくりたいと思います。
 また,7月15日(木)には本校のスポーツ大会を2年ぶりに開催しました。本校らしく,生徒が企画し運営するスタイルで行われ,暑い中でしたが大きなトラブルもなく学年の枠を超えた楽しく充実した時間を過ごしました。「附属高校は勉強ばっかり!」という声を時々耳にしますが,そんなことはありません。「心技体」のバランスを重視したカリキュラムになっています。小中学生の皆さん,附属高校に入学し,高いレベルの文武両道を目ざしてください。


7月14日(水)3年生向け「推薦入試を探究する」

進路指導トピック
 
 7月14日(水)15:45~17:00,本校物理室を会場に3年生向け「推薦入試を探究する」と題した進路に関する講座が開かれました。
 志望理由書・面接(WEB面接も含む)の極意を聞こう!
 学校推薦型選抜・総合型選抜を考える人必見!
をサブタイトルにして,合同会社楽しい学校コンサルタントSecond代表で本校のカリキュラムアドバイザーでもある前田健志先生が講師を務めました。
 スポーツ大会前日にもかかわらず40名をこえる生徒が前田先生の話に聞き入っていました。前田先生からは
 「身近な事柄に疑問をもつ大切さ」それを「自分事として考えることの大切さ」や,大学が求める生徒像につながる
 「自分で問いを立てる力」「自分で学べる力」を高めていくことの必要性が説かれました。
 昨年度から,センター試験に変わり共通テストが実施されるなど大学入試は大きく変化しています。今回のテーマであった,「推薦入試」も大きく変わってきているとともに,各大学が推薦入試に大きな比重を置いてきています。進路実現には多様な道が存在します。高校3年生はここからが正念場になりますが,1・2年生はもちろん,今,中学校に在籍している方々も是非,間もなくやってくる夏休み中に自分の進路について真剣に向き合う時間をとってみてください。


講師とのやりとり


仲間との話し合い


7月12日(月)第103回全国高校野球選手権

 7月12日(月)第103回全国高校野球選手権石川大会1回戦。我が校は強豪遊学館高校と対戦しました。総合開会式は残念ながら雨天中止となってしまい,3年生を中心とした堂々たる入場行進を披露することができず落胆の色も見えましたが,気持ちを切り替えて昨日まで直前練習に取り組んできました。悪天候による日程変更を覚悟していましたが,比較的順調に進み予定通りの日程で1回戦を迎えました。
 昨年度は新入部員0(マネージャーを含め)で,コロナ禍に加え3年生はさまざまな面で大きな制約の中での部活動になりました。年度が変わり今年度は,なんと新入部員11名(プレーヤー9名・マネージャー2名)が加わり,念願の単独チームでの大会参加を果たせました。高校入学後に野球を始めたプレーヤーが多く,勝敗の面からだけ見れば厳しい状況でしたが,毎日,自校の校庭で練習に取り組める幸福感を味わい,単独チームで練習試合を行えることに感謝しながらの4ヶ月を過ごしました。
 初戦突破を夢見ながらひたむきに白球にくらいついてきましたが,力及ばず初戦を突破することはできませんでした。一つ下の後輩が一人もいない中で前を向き続けた3年生部員のこれまでの努力に敬意を表します。その後ろ姿は,後輩たちの目と胸にしっかりと刻まれています。これまで本当にお疲れ様でした。
 そしてもう一つ,長きにわたり本校野球部の指導にあたっている深田先生は今年度末に定年退官の予定です。そのため,夏の大会の指導は今回が最後になってしまいました。試合前に本校校歌が流れるグランドでノックをしている雄姿は感慨無量でした。


OBからの応援旗


一矢報いるべく全神経を研ぎ澄ます


強豪校相手に一人で投げぬく


在校生・保護者・OB・教職員多数が応援


深田先生,最後の夏ノック


「74回生(2年生)対象進路オリエンテーション」

 6月18日(金)74回生を対象にした進路指導部主催の「進路オリエンテーション」を行いました。新型コロナウイルス感染症が収束せず,オンラインを用いての会となりました。
 当日は本校の進路指導部主任が以下の内容を柱に講話しました。
(主な内容)
 ・本校の進路指導
 ・2年生の進路年間計画
 ・令和3年度入試結果
 ・2年生の位置づけ(2年生の成績と合否)
 ・入試について(一般・学校推薦型選抜・総合型選抜)
 ・オープンキャンパス(自分の進路を考える・雰囲気を味わう)
 ・担当者からのアドバイス(高校は「将来の生き方を考える」場所)
 ・まとめ(高校生活で一生懸命やったと思えるものをつくる) など
進路を考えるのは3年生になってから!という考えを捨て,計画的に自らの進路を切りひらいていこう!という姿勢に変わった生徒が多数(?)になったように感じました。


2年生の成績と合否


進路を考えよう