学ぶ「教員集団」とは
10月にスタートした,二学期の研究授業期間が本日で終了しました。
昨年度までの一学期研究授業に加えて,今年度は二学期も全職員が研究授業を行いました。
私たちの研究は,「学ぶ楽しさを味わう授業」の積み重ねによって「考える子」が育まれるという考えに基づいたものです。
よって,私たちには日常的に実践を積むことが求められています。
約1ケ月の間に,全職員が研究授業を行うという非常に厳しい日程でしたが,教科部会所属の職員だけでなく,多くの職員が互いに授業を参観し,事後研で「気付き」を話し合いました。
研究授業を日常的に行うことは,授業者にとってメリットがあるだけではなく参観者にとっても自分の授業にフィードバックできる絶好の機会と考えています。
私たちが目指すものは,研究発表会の授業を成功させることではありません。
学ぶ中での子どもの姿を丁寧に見て,その意識を探り,教師としてできることを見つけ,子どもたちの学びを支えていくことです。
それぞれの教員がイメージする「学ぶ楽しさを味わう授業」を積み重ねてきたことで「考える子」が育まれてきたことをお伝えできればと思います。