5年 社会 「わたしたちのくらしを支える情報」

 医療の現場で使われている情報ネットワークの一例として救急車を取り上げました。導入時に年間で605万件以上救急車が出動していること、患者のもとまで約8.5分で到着しているという事実を提示しました。そして、本時の課題を〈救急車にはどのような情報ネットワークが使われているか〉としました。
 深めの部分ではまず、救急車が出動してから病院に着くまでに約39分かかっているという事実を提示しました。子どもたちは「意外と遅い」という反応でした。そして、時間がかかるのならば、病院に着くまでに救急車の中で患者情報を正確につかみ適切な処置をしておくことが大切であるという考えに行き着きました。その後、正確に患者の情報をつかむにはどうすれば良いかを考えてもらいました。意見が出た後に「とねっと」という情報ネットワークシステムを紹介し、本時の授業を終えました。