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理科における知識創造
自然事象を解釈するために 主体的に実験観察を行い 自然に関する新たな意味の体系を構築していく営み
理科における「かかわり」の活性化
理科における「かかわり」の活性化とは、予想や考察の場面も含めて、実験観察の方法を考えることやその結果を積極的に共有し、自然事象に関するものの見方や考え方が深まっていく状態ととらえる。具体的には、問題解決の過程に含まれる、以下の四つの状態が考えられる。
・こだわりを生む自然事象と集団が出あうことによって、素朴なものの見方や考え方を想起しようとする状態。
・予想の根拠をもとに話し合い、実際に確かめようとする状態。
・実験や観察の目的を明確にし、客観的で実証性や再現性のある実験や観察をしようとする状態。
・実験や観察の方法、その結果や考察から得られた事実を整理し、自然事象について、自分が考えたことを積極的に説明しようとする状態。
理科における「かかわり」では、あくまでも自然事象に基づいて、実証性、再現性、客観性を意識していく必要がある。