5年国語:豊かな言葉の使い手になるためには(その8)
前時の授業を終えました。今の思いを綴ります。
4つの班が同時に討論を行うので、VTRに記録したものを今、改めて見直したのですが、どうしてなかなか、子ども達の頑張る姿が随所に見られ、感心したり吹き出したり、じーんとくるような、ほんわかとする気分になりました。
一生懸命うなずきながら耳を傾ける子、アイコンタクトしようと、原稿を見ないで話す子、まとめるためにメモしながら聞く子、納得がいかず途中で口を挟んでしまう子、それを注意する子にいじける子となだめる子。質問に黙する子と助け船を出す子。
討論後のアドバイスも、的確なものが多々見られました。討論の途中でふて腐れてしまった子に対して、「あんな態度は、討論をぶち壊しにしてしまう。」と鋭く指摘し、それでもなんとか討論を収拾しようとした司会を褒めました。「俺も、無理矢理でも褒めてや!」とすねる子に対して、お世辞を言ってもアドバイスにはならんと言いながらも、温かい言葉をかけていました。
手前味噌になりますが、本当にいい子たちです。今日が研究授業だったらな、と虫のいいことを思いながら、明日の研究発表会を迎えます。子ども達の頑張る姿を、見つめ直しに至る受けとめ合いを見てやってください。