4年社会科「ごみ対策の新しいアイデアを出そう」①



 教科のねらい達成のためにICT活用を取り入れた授業です。
 金沢市のごみ対策について学んだあと,ごみ対策への認識をより深めるために,新しいごみ対策を提言するといった単元を立てました。
 まず,課題には「学ぶ必要感」があり,それを受けて追究を続けることが重要です。そのため,将来の自分たちの生活に直結する問題であることを意識させるとともに,まとまった提言は具体的に発信する(ホームページ,新聞投稿,ポスター作成配布,市長へ嘆願?)ことで必要感を持たせ,意欲を高めました。
 本時では,自らの提言をiPadに入っている資料を提示しながら説明します。それを受けて,他の児童が追加,部分賛成,反対などの意見を,これまた自分の資料を提示しながら意見交換をします。この「聞き合い」の中で,自分と他の意見を関係づけ,一段レベルの高いアイデアに再構成していくことを目指しました。ここでも,「一人の意見では門前払いされる,皆の意見を再構成したものでないと通用しない」としたことで,「聞き合い」の必要感をもって授業に臨んだと思います。
 ICT活用の観点からは【学校研究】-【ICT一般化】に「4年社会科「ごみ対策の新しいアイデアを出そう」②に書きました。どうぞご参照ください。