6年理科 スチールウールを重くした気体は?


空気中でスチールウール(鉄)を燃やすと、重くなった。
空気は、主に窒素と酸素からできていることを学んだ。
子どもたちは、こんな仮説を立てた。
「スチールウールを重くしたのは、窒素(酸素、二酸化炭素)である」
空気中の成分で一番多いのが窒素だからという考え、人間が生きていく上で必要なものが酸素だから、燃えるために必要なものも酸素ではないかという考え、二酸化炭素がどの気体よりも重いということを聞いたことがあるから、
子どもたちは、日常生活で体験したことや知識を総動員させて仮説を立てていた。
この仮説を検証するため、実験をした。

結果は酸素。

酸素の中で燃やしたスチールウールだけが、大きく上皿てんびんを下に傾けた。
スチールウールを燃やすと、酸素がスチールウールに結びつき、重くなった。

この結果を受けて、次は木を燃やす実験をする。