“段落”ごとに読み取る


 3時間ほどかけて読んでいた“イルカのねむり方”の学習を終えました。班ごとに読み取った内容を紙に書く学習です。その後ここ3時間かけて,班ごとにまとめた段落ごとの要点を出し合い,文章の成り立ちを考えていました。
 段落ごとに要点を探すときには,筆者が言いたいことを一文で書いてあるところを選んだり,何度も出てきて大切だと考えるキーワードをつないでまとめたりします。その後,文末の言葉に着目し,その段落で伝えている内容が“調べたこと”なのか“(調べて)分かったこと”なのか“考えたこと”なのか確認をしました。そのこともプラスして,説明文の構成が“はじめ-中-終わり”で,そのうち“中”の部分が“分かったこと”や“考えたこと”でできていると理解しました。
 もう一つ,説明文を読むときに“接続語”に注意を向けることも確認しました。例えば“こうして”という言葉がどのことを指し示しているのか,“ただ”という言葉でつながっている前の文と後ろの文の内容はどのような関係かを考えました。そうやって,学んだ説明文の読み方を次の“アリの行列”に生かしていきます。
 1学期にもう大きな行事は予定されていません。子どもたちが進んで話す授業で,学習をどんどん進めていきます。