6年理科 木・紙・布を燃やすと重くなるか?


なるほど。
そう思えることがあった。

木を燃やすことになっていたが、木だけではなく、紙や布を燃やしても灰になる経験を出してきた子どもがいた。燃えた後の状態は木と同じだ。
そこで、急遽この三つを実験することになった。

まずは、紙から実験。

予想はほとんどが軽くなる。一部重くなると考えた子どももいた。
理由は紙のすき間に酸素が入り込んで、紙と酸素が結びつくから。
この予想は、前回のスチールウールの実験結果からのものだ。
子どもなりに根拠をもとに理由付けを行っていた。

なるほどと思った瞬間だった。

結果は、軽くなった。

軽くなった原因を考える。うーーーーーーーーん。
「紙には、酸素がくっつくすき間がないから、くっつくことができなかったんだ。」
「そう言えば、燃えるとは、酸素と結びつくことだと学んだよね。」
「うん。だから軽くなった・・・・・・・・・・」
「あれっ、それだったら、重さは変わらないじゃないの?」
「酸素とくっつかなかったんだったら、重さは変わらないでもいいのでは」
「軽くなったということは、酸素とくっついたことで、紙の何かがなくなって飛んでいったからだ。」

なるほど!!part2

現象を的確に捉えることができた子どもたち。見事である。

その出ていったものとは一体なにか?
これはおもしろくなってきたぞ。