4年国語 「動いて、考えて、また動く」(説明文の読解)日記付き



 授業の開始直前に、何人もの子が「司会やりたい!」「黒板書きたい!」「おれ、タイムキーパー!」と黒板の前に集まってきました。前時の一人調べでは、ほとんどの子のノートなり教科書なりに、自分の考えと根拠が書き込まれていたので、任せてみました。

 ノートに書いてあることをそのまま読み上げるのではなく、話し言葉で分かりやすく説明しようとする発言者達。それでも分かりにくいときは、「○○さんの言いたかったことは…」と、前出の意見を受けて話そうとする子もいました。黒板に掲示した本文に段落番号を打つなど、司会の子達にも工夫が見られました。35分過ぎまで、司会をし、話し合いをまとめようとしたKさん。司会を助けつつ板書も彼らなりに工夫したIさんやSさん。全員が発表できるように気を配ったOさんやKさん。発言者に体を向け聞こうとしたNさんやHさん達。学習履歴の掲示を見るように促し、既習と結びつけようとしたOさん。

 撮影した授業VTRを繰り返し見るうちに、健気に頑張る子ども達がますます愛おしくなってきました。関係づけることも、再構成することも中途半端で、すっきりさせてやれなかった授業者の甘さを反省しています。あの子たちに、国語の力をつけてやりたい、一緒に学ぶ楽しさを味わわせてやりたい。そんな思いをいっそう強くしました。子どものふりかえりを載せます。

6/7(金)研究授業 
 今日、研究授業がありました。内容は、国語です。最初はそんなに難しくなかったけど、途中からGさんやOさんの意見が難しく、みんなついていけなくなって、しまいには司会チームまで質問ができなくなり、授業をしめくくれなかったので、今度は、もっと司会が上手くなって、みんなとしっかり相談したいです。

6/7(金)発言
 ぼくは自分なりに発言をたくさんしているつもりです。でも、ノートは全然書いていません。でも、自分はそれでいいと思っています。ノートばかり書くということは、人の意見を写す、つまり、自分で考えずに人に考えてもらうということだからです。それだったらつまらないので、しっかり発言したいです。国語は一番発言できるから好きです。

6/7(金)ビクビク
 今日、研究授業がありました。授業が始まる前に、たあくさんの先生方や研究生の人たちがいて、とてもビクビクしました。さて、授業の課題は「筆者の一番伝えたかったことは?」です。私は「まず動く、そして考えることが大切だ」という意見にしました。意見を言っているうちに、先生達の存在が不快でなくなったのが不思議です。

6/7(金)研究授業 
 私は国語係なので司会をしました。最初は「やった!」と思いましたが、やってみると難しく、「次どうする?」とか「何をすればいい?」とか、いろいろ分かんなくなっちゃって混乱しちゃって…。先生って大変だなと思いました。リベンジしたいです。