複式学級 先輩に学ぶ



5月8日に行われる伝統行事「ふじだなおとぎ会」に向けて、3,4年複式学級は、5年1組、6年1組と合同練習をしてもらいました。
3年生にとっては、初めてのふじだなおとぎ会。
自分たちの練習だけでは、どれくらいの完成度なのかよく分かりません。
他のグループとの比較の中で、まあまあかな、いっぱい練習したからな、結構いい線来てるかも…などと思っていたのかもしれません。
ところが。
いざ、先輩の前で発表してみると、覚えていたはずの台詞が言えません。
練習では、大きな声が出せていたのに、なぜかうまくいきません。
振り付けだってあっていたのに…。
とてもよい緊張の練習になりました。
一方、先輩達は堂々とした発表です。
感情のこもった台詞。
長い台詞。
そろった声。
迫力のある声。
敬語を伴った古い言い回し。
教師の100の言葉よりも、実際の先輩の取り組みは、子どもに感動を与えます。
自分たちもあんなふうになりたい。やってみたい。
どうしてあんなに上手にできるんだろう。
複式学級の子ども達に、問いが生まれた1時間になりました。
本番までわずかになりましたが、この問いがつながって、よりよい発表ができるでしょうか。