5年2組 全体研究授業


「整数の性質を調べよう」の単元で~考える子を育む~楽しさを味わう授業を設定しました。これまで偶数や奇数について様々な見方をしてきた子たちに倍数の見方ができるよう導いていきました。おかしとうめぼしの「し」が同時に聞こえるのは何番目かという問題を通して倍数、公倍数を学んでいくのです。書き並べて考える子、比例で学んだような表にする子、線分図で考える子、式で考える子それぞれ自分なりの考えをもてていました。考えをもち、友達と考えを比較することは子供たちはとても楽しんでいるように思います。ただ、そこから算数的なねらいへ到達するためには素材や手立てを変化させながらもう少し研究を進めていかなければならないと感じた1時間でした。次の日、意識しながら「し」が同時になった瞬間を味わいました。「あ」となんともいえない喜びを感じた瞬間でした。