5の1国語 「筆者の考えをとらえ,筆者に自分の考えを伝えよう」
「見立てる/生き物は円柱形」の学習で,単元を通した読みのめあてを「筆者の考えをとらえ,筆者に自分の考えを伝えよう」とした。導入の時間では,子どもたちは「筆者に自分の考えが伝えられるように明日もがんばりたい」「筆者に自分の考えを伝えるのがとても楽しみだ」といったふり返りを書く子がいた。
単元の終末に筆者に手紙を書くことで,この単元を通して子どもたちが何を学んだのかを知ることができた。生き物以外に円柱形の強さの秘密に迫る子や筆者の「生き物は円柱形」の共通性に目をつけて新たな考えを見い出そうとする子や過去の経験と結びつけて考えが深まった意見を書く子など,予想だにしていないものばかりでした。子どもたちの学びの拡がりについて私自身が学ばされるものであった。