5の2 理科 「植物の発芽と成長」

 5年生理科「植物の発芽と成長」の単元です。
  『成長条件を考え,実験計画を立てる』という授業を行いました。

 本時は,前時のふりかえりで「植物がこれから成長していくには空気・水・適当な温度だけでよいのか」という発言があり,それをもとに植物の成長条件について考える時間としました。子どもの疑問から課題を設定できたことで,追求意欲が高まり自分の生活経験や既習の知識と関連付けながら条件を考えることができました。
 
 成長条件を考える際には,「成長に日光が必要である」という予想の根拠として「すべり台で日陰になったところには雑草が少ない」「暗い部屋で植物を育てると,日光の射す方へ茎がのびていた」「植物を植えたときに,肥料をまぜた」「生活科であさがおを植えたときに肥料を入れた」など,生活経験と結びつけた根拠があげられました。このように生活経験などをもとに別の視点から成長条件を考えることで,複数の根拠がもととなったより確実な予想となりました。

 そして「植物の成長には日光と肥料が必要である」という仮説を立てることができました。
あいにく時間がなく実験計画を立てることはできませんでしたが,その後,仮説をもとに実験計画を立てることができました。
 
『課題 → 予想 → 仮説 → 実験計画・実験』
という流れを組むことで目的意識をもった実験へとつなげることができたのではないかと思います。