3年 情報教育 「伝える」って・・・!
子どもたちはプレゼンアプリを使い,発表をしています。さて,何のためにプレゼンをしているのでしょうか?それは,自分たちの考えを「伝える」,思いを理解してもらうためですね。どんなに素晴らしいアイデアをもっていたとしても,効果的に伝えることができなかったら,相手に理解してもらえませんね。皆もちろん自分の考えをわかってもらいたいですね。そこで,プレゼンテーションは「伝える」ためのすばらしい方法であるとし,伝える学習を行っています。
班ごとに,①何のための「伝える」かを再確認しました。ここを押さえることで,調べ学習の発表時に,本やネットの丸写しをだらだらと読んだりすることを防ぐことができると思います。まずは一人ひとりの意識改革です!
そして,②よい伝え方,③よくない伝え方を自己チェックし,④これからどうするかを班のメンバーで確認します。それも極力具体的に。
いよいよ発表,自分たちのプレゼンを振り返り,伝わりやすいテクニックを駆使したプレゼンテーション,「伝えるとは」を,まさに重要視した方法を使って発表し合いました。ただ大きい声ではだめ,聞きやすい,はっきりした声で。だめな例としてもぞもぞしゃべったり。聴衆に視線を向け,問いかけながら。質問に際し,本校特有の「たけのこ発言」を促す班や,挙手により発言をコントロールする班。それぞれが最も良いと思われる方法を使って発表しました。
今回の授業は,もちろん発表者は準備した内容をしっかり表現するため全力で発表します。しかしより重視したのは聞いている時です。各班のよいところ,直せばよいところをメモし,それを発表し共有することで,学級全体の「伝える」力が磨かれると思っています。