２年２組では，鍵盤ハーモニカの合奏に取り組んでいます。
　ユニゾンで演奏する「シューベルトの子守歌」は，スラーの位置に気をつけて，フレージングを意識して演奏することにフォーカスして練習しています。
　２部合奏の「ベートーヴェンの喜びの歌」 では，重なる響きを感じながら，ダイナミクスの変化に気をつけることにフォーカスして演奏しています。
　今回の研究授業では３部合奏の「モーツァルトのロマンス」に取り組んでいます。まず，3rdパートの譜読みを行い，「なんだかよくわからないけれどおもしろい。」という感想を持ちました。今日の授業では1stパートの譜読みを行いました。スモールステップをひとつひとつクリアしながらなんとか通してふけるようになりました。「1stパートはきれいだなあ。」という憧れに似た感想を持ち，そしてなんと！「3rdパートはカンタンだし。」と言い始めました。
　さて，ここからが大切です。2ndパートの譜読みが終わったら，いよいよ「合わせる」活動に入ります。音を重ね，自分たちの出した音で感情が揺れ動く経験を積み，各パートの役割の違いに気づき「満足」に向かうために考えます。さて，「カンタンだし。」と言い放った3rdパートのとらえが，どう変化していくでしょうか。