4年英語 I like Kanazawa.




 研究発表会1日目は「金沢のおすすめを紹介するにはどういえばいいのか」2日目は「金沢のおすすめを紹介しあって,金沢のことをもっと知ろう」というテーマで学習をしました。
 一日目の授業では,個→ペア→同質グループ→類似グループの順に学習グループを設定して,自分で調べたおすすめを英語で伝えるための表現に気付く学習を行いました。
 ペアで試したことで,子どもは,伝わらない言葉や言えない言葉に気付き,どう言えばいいのかという「問い」をもちました。その後,内容別同質グループ活動で互いの「問い」や知っている表現を出し合い紹介文を作っていきました。
 協議会では,子どもの力では解決できない部分(語彙の獲得)に,どの程度教師がかかわるのか,どのような方法でかかわることで子どもは「自分で気付いた。獲得した。」という思いをもつことができるかという視点で討議がされました。グループの構成を能力差を考慮することで教え合いが生まれる。似たテーマにすることで似た意味の語彙が共有される。など様々なアイデアが出されました。
 また,ふりかえりの場での教師の投げかける言葉や活動途中での教師の介入の仕方次第で,子どもは自分の成長を認識したり,気付きを意識するのではないかといった教師の細かな手だてについても意見が交わされました。