セストボールでは，子ども達がいろいろな角度からシュートできる楽しさを味わってほしいと考えています。これまでのゲームの映像をもとにシュートエリアを分析してみると，ゴール裏からのシュートが極端に少なく，このデータを子ども達に提示すると，驚きの声をあげていました。
そこで，ゴール裏のエリアを「SPエリア」と名前を付け，そこからシュートを決めると２点入るルールを取り入れました。
子ども達は，SPエリアを意識してパスを回しシュートにつなげようとする動きが見られました。しかし，２点を得るためにそのエリアからこだわってシュートを打つチーム，そのエリアからのシュートが無理なら他のエリアを使おうとするチームなど様々でした。SPエリアを『目的』ではなく，『手段』として使えるように，共通理解をして動きの価値付けをしていく必要があると感じました。４エリアをうまく使って，多様な動きにつながっていけばと考えています。

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