6年 道徳 生命尊重「ヘソのおの話」



発表会1日目は、生命尊重。
ここでは、心をともなった「存在」を尊重し、家族との絆に目を向けてほしいと考えました。

前半は、資料「ヘソのおの話」から生命についての知識を再確認する中で、
生命誕生の奇跡に気付いていきました。
そして後半は、ヘソのおが切れた今、自分は家族とどうつながっているのかを
見つめ直す時間を作りました。
手だての1つ目は、心のLINE。
「お母さんとつながってるなぁ」と感じるのはどんなとき?
ペアで静かに書き合います。
それぞれの日常を見つめ直すことで、親子のつながりを再確認していきました。
そして、手だての2つ目は、保護者からのメッセージと生まれた頃の写真。
ヘソのおが切れたころ、つまり生まれたばかりのころの自分の写真に
お母さんが思っている「つながってるなぁと感じるとき」を添えて映し出しました。
照れる子どもたちの顔。
【ふり返りより】
・命をつないでくれていたヘソのおは切れても、気持ちでつながっていると感じました。
・今日、家に帰ってお母さんに会うのが楽しみになったし、もっともっと好きになりました。
 やっぱり、わたしとお母さんは似てるんだと思いました。

協議会では、今年の研究のウリである「アスプロ思考」について意見をいただきました。
本時では、ヘソのおに対する母と子どものとらえが異なっていたことに視点を当てました。
これも、価値について多面的に考えるための「アスプロ思考」の一つではないか、と
指摘していただき、より広く「アスプロ思考」を考えるきっかけをいただきました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。