11月14日(土)研究発表会2日目 5年理科「ふりこのきまり」1時間目

11月14日(土)研究発表会2日目 5年理科「ふりこのきまり」1時間目
1時間目の授業では、音楽のテンポに合わせた振り子を作る活動を通して振り子の周期を変える要因と思われることに気づくこと。友だちとかかわり合いながら、」テンポに合わせ、振り子を作り変えること。これらの学ぶ楽しさを中心に授業を組み立てました。
そのために工夫した点としては、おもりの重さ、振れ幅、振り子の長さを自由に変えることができる振り子を準備して、子どもが自由に振り子を作り変えることができるようにしたこと。そして同じ曲をテンポを変えて3回流すことで子どもが見つけた振り子の周期を変えるきまりを適用して、2回目、3回目と振り子を作り変えることでより、見つけたきまりが明確になるようにしたことです。
授業では、振り子にとても興味をもち意欲的に活動に取り組んでくれました。
グループによっては振り子の周期を変える要因は「振り子の長さ」「おもりの重さ」「ふれ幅」の3つを調べて、「ふりこの長さ」だったことに気づいたグループ。それらの要因のうち、2つや3つをうまく調整しないといけないのではないかというグループ、なかなかどうやってもうまくいかないグループが見られました。
 グループ内で振り子を作り変える時に生まれた不足感や違和感、また作り変えた結果を話し合う中で生まれた不足感や違和感をもとに、ふりこの周期を変える要因を引き出し次時の実験へと見通しをもってつなげることができたと思います。
 参観者の方からは、1曲の中でテンポが変わることでより不足感や違和感、追求意欲が高まるのではないか、また、子どもの考えをもっと詳しく聞いてとことん付き合っていくことで考える子につながるのではないかという意見がだされました。
ありがとうございました。