5の1 国語 「グラフや表を用いて、読み手に自分の考えを伝えよう」2日目
研究発表会2日目は説明の工夫を学び合いながら、自分の意見文を書くときの考えを拡げていく楽しさを味わう授業を目指した。
説明のしかたの工夫を板書していくことで意見文を書くときの手がかりとなるように手だてをとった。しかし、説明の工夫のしかたの順序を明確にした板書とはならなかった。子どもたちが意見文を書くときにどういった手順で書けばいいのかという板書となればよかったと考えた。
①初め
・わたしは、日本の社会は、くらしやすい方向に向かっていると思います。(自分の考え)
・なぜなら、社会全体で、○○になってきているからです。(自分の考えの理由)
②中
・上のグラフは、~を示したものです。折れ線グラフは~を表しています。ぼうグラフは、表しています。(グラフの説明している部分)
・これを見ると、~が分かります。(グラフから読み取れる部分)
・○○と△△を比べてみましょう。(読み手に呼びかける)
・20××年は~が分かります。(グラフで注目してほしい部分)
・~ということは、~だと思います。(自分の考え)
・○○を続けていけば、△△ができるでしょう。(未来のこと)
③終わり
・このように、~を述べました。(①②のまとめ)
・日本の社会は、くらしやすい方向に向かっていると思います。(自分の考え)
かかわりを通して言葉を拡げるために、まず自分の考えをもたせるために一人学びの時間を設定した。学習形態についてはペアやグループや全体といった形態を子どもたちの様子を観つつ、判断しなければいけないと感じた。
言葉が生きて働く場となるために今までに習った説明の工夫を掲示する手だてをとることにした。自分の思いが伝わる説明の工夫をたくさん選ぶことができるようにとはじめは考えた。しかし、この前単元の「天気を予想する」では、資料の説明している部分と資料から読み取れる部分が新しく出てきた説明の工夫である。子どもたちが表やグラフを用いて意見文を書くには必要不可欠である。説得力のある文章となるようにこの説明の工夫を使って意見文を仕上げることにした。
多数の先生方からのご意見のおかげで多くのことを気づかせていただき、本当にありがとうございました。