1の2体育 なわとび

なわとびの学習をしています。授業の半分で短縄の練習、もう半分で大縄の練習をしています。短縄は「なわとびカード」を使い、個人で課題意識を持って取り組めるようにしています。少し前からジャンプ台を使い始めました。ジャンプ台を使うと床でするよりも技が上手くできるため、子どもたちの意欲が高まります。もちろん最終的には、ジャンプ台がなくてもできるようになることがめあてです。まだ跳ぶ力が弱い一年生は、縄にひっかからないように体を丸めたり、ひざを大きく曲げたりして、空中姿勢が崩れてしまうことがよくあります。技の回数を増やすには、無駄の少ない空中姿勢が大切です。ジャンプ台を使うと滞空時間が長く、縄にひっかかりにくいため、空中姿勢をきれいにすることができます。頭が天井に吸い上げられるように、とーん・とーんと跳ぶイメージを味わっていました。





大縄では、三つのポイントが大切だという話し合いをしました。①パーンと縄が地面についたタイミングで入る②真ん中で跳ぶ③回す人を結ぶ最短距離で移動するです。
①のタイミングはみんなで「はい!はい!」とかけ声をかけます。かけ声をかけることで、待っている子もタイミングをつかめます。②は床に印をつけ、視覚的に跳ぶ場所を分かりやすくします。③は回す人が腰にそえている手にタッチをするようにし、離れていかないようにします。
はじめは縄を床に置いた状態で動きを確認しました。その後縄を回して跳びます。恐怖心を持っている子がまだ何人もいますが、跳べるととても嬉しそうにしていました。ひっかかった時には周りの子が「今のは三つのポイントのうち、これができていなかったよ。」とアドバイスしている姿も見られました。