円周率はやっぱり3.14
[20人が1m間かくに並ぶために校庭に円をかきます。どうやってかいたらいい?]
まず、円をかくためには、直径(半径)が必要であることが出されました。しかし、直径×3.14=円周というのはわかっているけれど、この問題には円周がかかれていないし、どうしていいかわからない人が何人もいました。そこで、絵を描いてみました。20人を1m間かくで並べると円周がわかるではありませんか・・・。それがわかれば、□×3.14=円周を変形すればいいだけ。これはみんな得意。20÷3.14であっさり約6mの直径を導けました。でもこれだけでは円はかけない。どうする?
正六角形や正十二角形をかけばいいのではというおもしろい発想。大きなコンパスがあればいいという意見も出てきました。結局は3mの棒やひもを用意すればという話に落ち着いたのですけど、その正多角形を導くところがおもしろいなあと感心しました。前時までの学習を十分にいかしている姿でした。
今日はそれを実践。半径10mの円をかくことにしました。それがなかなかむずかしい。そして、その円周をはかり、計算上は20×3.14=62.8になるはずだから、本当にそうなのか・・ほとんどの班は63mと測定されました。ここから、やはり円周率は3.14だと実証されたのでした。コンパスって便利だな~とつぶやいていました。