1の2体育  「なわとび」

 なわとび運動期間が始まってから、3週間ほどたちます。3週間は休み時間にも、体育の時間にも、なわとびに一生懸命取り組んできました。なわとびカードを使い、できた技のマスに色を塗り級を上げていきます。初めは、両足跳びもままならなかった子どもたちが、随分上達し、難しい技に挑戦しています。練習していると壁にぶち当たります。初めは簡単にのり越えられる壁ばかりでしたが、ある程度クリアしてくると、現れる壁はだんだんのり越えるのが難しい壁ばかりになってきます。3週間たち、それぞれの壁にぶち当たり自分だけの力ではどうにもできず困っている様子の子どもたちでした。そこで、今日は友達と教え合うことに重点を置いた内容で行いました。
 教え合うメリットは、①自分のできないことをできる人からコツを教えてもらえる ②自分では見ることができない自分自身の跳んでいる姿を見てもらって教えてもらえる の二点だと話をしました。子どもたちは上手にアドバイスをし合って練習していました。授業の最後のふり返りで、「だれに、どんなアドバイスもらえた?」と聞くと、「○○さんに、跳んでいる間に手がだんだん上がっていくから気をつけてって言われて、気をつけたらできる回数が増えました。」や、「○○さんになわを片手で持って練習する方法を教えてもらって、練習したらできるようになりました。」など話していました。言われた子も「○○さんのおかげで」と言われると、とても嬉しそうにしていました。このように1の2の子どもたちは様々な活動を通して学び合う集団になってきています。