3年生 社会科「事故や事件からくらしを守る仕事」

グラフから、市内の年間事故件数が減り続けていることに気づき、その理由について予想を話し合っています。

自分の意見を、グループで話し合った後、全体で討議しています。
4月にくらべると、随分、自分の意見を進んで話しています。
みんな、自分の言葉で話しています。
もちろん、効率的な話型についても教え、場面に応じて使い分けることを教えています。
でも、話型に当てはめて話すと、簡潔で分かりやすく話せますが、あまり話型で固め過ぎないように気をつけています。
子どもの発言方法を話型に嵌めすぎないように気を付けているのは、なぜでしょう?

確かに、自由に話すと、発言が多少長くなってしまいます。
しかし、いたずらに型にはめないことで、その子の思いが乗った、聞き手の心に届く話し合いができます。
その子の主張の力点を感じ取ることができるのです。
画一的な発言パターンの連続だけでは、議論は深まりません。
画一的な意見発表の連続は、アクティブラーニングと逆行する学びになる危険も孕んでいると考えるからです。

子どもは、主張と根拠と反論と関連付けと・・・と、言いたいことが沢山あるものを一生懸命に考えて、自分の言いたいことをまとめてから挙手します。
この、「自分の言いたいことをまとめる」という考える作業を大切に考えています。

そうすると、1年間経った時に、このように自由に生き生きと、意見交換や議論をする学習集団に育ちます。

子どもらしい、その子らしい味のある着眼点と思考・判断を大切にしたいのです。
3年1組では、社会科だけでなく、他の教科でも、問題解決のために話し合うことを楽しんでいます。
本年度もあとわずかですが、発言意欲の旺盛さに、嬉しい悲鳴です。

3年1組という丘では、今日も、たくさんの素敵な新幹線が走っています!
周りのみなさんの温かい応援のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです。

以下、ミニ動画ですが、音声だけ聞くことができます。