複式 「自己紹介をしよう」で学んだこと

 先週自己紹介を行いました。新しい学級になったから自己紹介をするのは当然ですね…(!?そうかな?)。学校生活には半ば当たり前と思われていることが多くあります。しかし,何も考えず当たり前として受け入れているなら,そこに積極的な価値を見出せず,単に流されているだけではないでしょうか。
 今回,自己紹介をするにあたり,なぜ行うのかを問いかけました。そこで,一人ひとりがしっかりと考え,「自分のことを皆に分かってもらう」「友だちのことを詳しく知る」という目的があることを全員で確認できました。そうすることにより,自己紹介を行うことの必要感(学ぶ必要感)を十分に感じて取り組むことができました(全員が原稿用紙一枚びっしりと書いていました)。
 また,自己紹介を行うことで得られる学びは何か,情報学級として,「伝える」事を意識して練習しました。発表する側は届く声の大きさ,ジェスチャー,視線,笑顔など,聞く側はうなずいたり,相槌を打ったりなどの反応(アクティブリスニング,あいうえお反応)を実践し,習得の第一歩としました。毎日が,その瞬間が学びであり,成長です。一つひとつ積み重ね,自らの成長に喜びを感じてほしいと思っています。