2-1 ひき算の筆算

 「たし算の筆算」で位を揃えて計算すると効率がよいということを学習した。本単元では、既習を基に筆算の仕方を考えたり、自分の考えだけでなく、友達の考えを説明したりすることを通して、ひき算でもたし算と同じように位を揃えて計算すると効率がよいといった筆算形式のよさに気付いていく楽しさを味わわせたかった。
 本時は、買い物の絵を見せて生活場面をイメージしたことで、問題文を子どもと一緒に考えることができた。問題文の最後の文を考えることで、生活場面と算数がつながっていった。




 課題作り
式を確認した後、「できるよ。」「むりだよ。」といったつぶやきが出た。
詳しく聞くと、「筆算で書くと、一の位が計算できないよ。」と。そこで、課題を<どうやってひくの?>と子どもの言葉で作ることができた。
 自分たちで作り出したこと、様々な方法で自分の考えをもつことができた。交流する場面では、ペア学習を取り入れ、友達の考えを説明する機会を設けた。「自分の考えを説明したい。」「わかってもらいたい。」という姿が多く見られた。本時における学ぶ楽しさを味わうことができたと考える。
 しかし、筆算とブロックを結びつけてまとめるまではできなかった。様々な考えの相違点を子どもが見つけ出せるような板書の工夫が今後の課題である。