3-2 大きな数

「160ってどんな数?」まずは、今まで習ってきたことを使って数を考えました。
①百を1こ、十を6こ合わせた数、②十を16こ集めた数、③一の位が0、十の位が6、百の位が1と表せる数、④200より40小さい数などといろんな方面から160をとらえました。それを式に表せる?と問うと、①100+60、②10×16、③できないなあ、④200-40とそれぞれ考えました。③は位で表すので①、②、④と少し違うという意見も出ていました。
 これをふまえて「160000ってどんな数?」について考えました。①十万を1こ、一万を6こ合わせた数→100000+60000、②一万を16こ集めた数→10000×16、③一の位、十の位、百の位、千の位が0、一万の位が6、十万の位が1と表せる数、④20万より4万少ない数→200000-40000とそれぞれつながった考えがでました。
 ここで、②に着目した子が一万を16こだけじゃなくて、千を160ことか百を1600こと十を16000とかでもできるよと言い出しました。つまり、10000×16、1000×160、100×1600、10×16000と式に表しました。そこで、0の移動について語り出す子が出てきました。どいういうことか、みんなで話し合いました。もとの数(かけられる数)が小さくなると集める数(かける数)の位が一つずつ増えているというのです。ペアでこの考えを語り合い、みんなで共有しあいました。それなら、1を・・・集めた数というのもできるね。
 1つの数について考えたことが、数を多方面から見ること、そして、それを式に表せること、さらには、位の移動まで34人で考え合った時間でした。