5の1 本は友達
本単元では,本をおすすめするための方法を知るとともに,「千年の釘にいどむ」を読んで,人の生き方に目を向けて色々な本につなげて読んでいこうとする態度を身につけさせることをねらいとした。単元を貫く言語活動として,読みのめあてを「図書室にある本を全校児童に向けて,お気に入りの本をすすめよう」とした。
第一時の課題を<本のすすめ方の特徴は何かな>とし,本屋でよく目にするポップからどんな工夫があるのかについて学習した。目立たせるために太字にするとかラインを引くなどの見た目に伝わりやすいことと,作者名や題名,対象学年という内容も伝えないといけないことを見つけることができた。また,キャッチコピーや引用を用いることで,読み手がその本を手にとって読んでみたくなることに気づくことができた。
二次では,「千年の釘にいどむ」を学習して,白鷹さんの努力や職人としての意地や古代の建造物についての魅力を伝えられるようにポップを作成した。
三次では,二次での経験を生かして,お気に入りの本についてのポップを作り,図書室に掲示した。子どもたちは自分の作ったポップを図書室に掲示する時には,とても満足そうな顔をし,一人でも多くの人に読んでほしいとあゆみの日記に書いていました。