６年 家庭 レッツ クッキング Part4 ～１食分の食事～ ①
とうとう本題材の学習に入りました。本題材の学習の見通しをもつこと，献立を立てることに関心をもつことをねらいとして本時の学習を行いました。
本校では６月に宿泊体験学習に出かけます。その際の食事はバイキングです。そこで，宿泊体験学習での食事を素材として取り上げ，献立を立てることに対する関心を高めようと考えました。
２種類の献立を提示しました。どちらも児童が選んだ食事です。
自分が選んだ食事はどちらが近いかを問うと，左側が20数人，右側が10人程度でした。では，家族に食べさせるとしたら，どちらがよいかと問うと，左側がぐっと増えました。栄養のバランスが取れているから，量が多いからということが選択の理由でした。対して，左側を選んだ子は，兄が偏食だから，母がダイエット中で量が少ないほうが良いからなど，自分の家族に当てはめて考えることができていました。
その後，右側の献立に何か料理を加えるとしたら何を加えるか考えました。野菜や肉，油を増やすような料理を考えていました。既習である栄養のバランスのことを考えたのだと思われます。これらのことから，献立を立てる際には，栄養のバランス，好み，量などを考えなければならないことが分かりました。また，好みを考える際には，嫌いなものをできるだけ入れないのか，それとも嫌いなものでも食べやすいように工夫するのか，どうも何通りか考えられそうだということもわかりました。
そして，本題材では，ジャガイモを使ったおかずづくり，家族に向けての献立を立てること，そして冬休みにはその献立を実践する学習をすることを確認しました。これからの学習が楽しみです。
