2-1 分けた大きさ

研究発表会その後
長方形の紙を使って半分の半分の大きさをつくり、どれも1/4かどうかを考えました。
半分に折って、開いてまた半分に折る方法(対角線を2本作る)の場合、できた4つの三角形の形が違うことから、「1/4ではない」となりました。
しかし、「形は違うけれど、広さは同じだよ」というつぶやきを全体に広め、全員で確かめてみることにしました。「広さが同じなら、大きさは同じじゃないかな」という問いだと見取ることができました。
4つの三角形を並べたり重ねたりする中で、同じ形の2つの三角形を並べ、別の形の三角形を2つ重ねるとぴったり重なることに気がつきました。そこで、子どもは「2つずつで同じ大きさだから、1つずつでも同じ大きさだ」という考えで落ち着きました。また、片方の三角形を半分に切って、別の三角形の上に並べる方法でも、ぴったり重なることから、より考えを深めることができました。