3月14日(土)に金沢大学にて行われたミライシコウ金沢に、附属高校生と共に参加しました。
ミライシコウ金沢は、高校生が金沢大学のアカデミックな環境で探究成果を発表し、専門家の助言や生徒同士の交流、高校・大学の連携による支援を通して、探究を深化させることを目的としたものです。
今回本校生徒が参加した探究課題は、インクルーシブ教育の核になるものとして「相互理解の促進」を設定し、できるところから、できるメンバーで、できる内容のものを足掛かりにする「部分的インクルーシブ」の取組とその効果の検証を行うものでした。
本校の生徒は本探究課題を設定した附属高校生2名を中心に、2年間にわたって交流及び共同学習を行いました。ボウリング大会、ボッチャ大会、絵本の読み聞かせなど、様々な形態で交流を続けたことによる成果と今後の展望を、高校生側の視点と特別支援学校生徒側の視点から参加者に投げかけることができたのではないでしょうか。
将来の就労を見据え、高等部では今年度も大学と連携した校外作業・販売を行いました。
年度当初は慣れない作業・環境で戸惑ったり、くじけそうになったりした生徒たちでしたが、年度末には作業手順を守りながら集中して作業に取り組み、大学職員の皆さまやお客様から温かい評価をいただきました。
校外での実践的な作業経験は、生徒の職業的自立を育む大切な学習となっています。
今後も高等部の作業学習にご期待ください!
【クリーン工房】医学類会議室清掃
【プラタナスショップ】医学図書館カフェ
毎年、この時期に卒業生を講師に迎え、卒業後の生活について話を聞いています。卒業生からの話は、生徒にとって、自分の将来や進路を具体的にイメージできる貴重な機会です。生徒は、先輩の実体験からリアルな社会生活の様子を聞き、先輩のアドバイスを自分事として捉え、考えている様子が見られました。在学中に取り組めるアドバイスももらい、学びの深まる会となりました。
1年間の作業学習で頑張ってきたことや大変だと感じたことを振り返り、来年度頑張りたいことをまとめ発表しました。その中で、友達が何をしてきたのか、何を頑張ってきたのかを知り、互いに労をねぎらいました。その後、各作業班のリーダーが企画した昼食会に出かけ、おいしいご飯を前に楽しい時間を過ごしました。
作業学習は単に「作業ができるようになる」だけではなく、生徒一人ひとりの将来の生活・働き方・自己実現につながる力を育てることを大事にしております。そのために本校高等部では「好き」を育み、「得意」を伸ばすことに力を入れ、それを生徒自身が実感できるよう日々工夫しています。これは次期学習指導要領に向けた基本的な考え方とも重なるもので、生徒の学びを支える視点として大事にしていきたいと考えております。
各工房(作業班)のまとめ(一部抜粋)
生徒のまとめ(一部抜粋)
災害時には、衛生やプライバシー、情報不足、人手不足などで避難所での環境悪化が課題とされています。高等部の防災学習では、「私たちには何ができるのか」をテーマに金沢市コミュニティ防災士の方と一緒に、災害時に必要なことは何か、避難所での過ごし方や手伝えることは何か、学習を重ねました。そして、体育館に避難所を作り、レクリエーションの企画運営、食事準備、段ボールを活用した食卓作りの3つのグループを作り、それぞれのグループで取り組んだことについて、地域の方に体験してもらいました。地域の方の中には、リラックスして体を動かせたことで安心された方もいたようです。防災食をみんなで協力して作り、助け合うことの大切さをお互いに感じ、あらためて、私たちにできることは何か、地域とのつながりの重要性を感じた学習となりました。