2025年10月11日(土)、第31回コカ・コーラ環境教育賞の発表会が行われました。このコンテストは、環境教育の充実と普及を目的として長年続いている、全国的にもたいへん権威ある大会です。今年度は海外からの応募もありました。まさに国内外から注目を集める大規模なコンテストとなりました。
本校からは、中学部がこれまで継続して取り組んできた「海洋プラスチックごみの削減」に関する学習活動を発表しました。代表の3人の生徒は、自分たちが実際に手を動かし、考え、行動してきた活動だからこそ、一言一言に力がこもっていました。その姿からは、環境を守りたいというまっすぐな思いと、自分たちの学びへの誇りが伝わってきました。
そして結果発表では、見事「文部科学大臣賞」を受賞しました。名前が呼ばれた瞬間、3人の目には大粒の涙があふれました。それは、努力が報われた喜びと、自分たちの想いが確かに届いたという感動の涙でした。
「たとえ一人の力は小さくても、その想いがつながれば世界を変えることができる。」今回の受賞は、そのことを私たち全員に教えてくれました。
9月13日(土)、金沢市南町にある明治安田ビレッジで、本校生徒が先生役となり、海洋プラスチックを使ったアクセサリー教室を開催しました。教室の最初には、本校中学部の生徒が海洋プラスチックごみに関する研究発表を行い、その後、参加者21名に対して生徒が製作の指導を行いました。
製作の途中では、参加者と生徒が楽しく会話をしながら作業する姿が多く見られ、とても素敵な工作教室となりました。
次回は、10月19日に金沢港クルーズターミナルで開催される予定です。
“めんそーれ 沖縄美ら海水族館へ”で開始された遠隔授業。今回は,中学部の環境学習の一環として沖縄美ら海水族館との“ウミガメ”についての遠隔授業を行いました。本校中学部は,海洋プラスチックごみについて継続的に学習を行っています。その学習の中で,海洋プラスチックごみの影響で“ウミガメ”など海洋生物は生きづらい状況になっているということが分かってきました。そこで,実際に日本最大のウミガメの飼育を行っている沖縄美ら海水族館に聞いてみました。まさに,百聞は一見に如かずです。遠隔授業では,まぶしいぐらいの太陽の光,オーシャンブルーの海などを見ながら,“ウミガメ”の生態についてや,海洋プラスチックごみへの影響などを教えていただきました。とても充実した楽しい学びの時間でした(2025年9月3日実施)。
中学部では、海岸清掃で集めた海洋プラスチックごみを活用し、アップサイクル活動として「海洋プラスチック・アンブレラマーカー」を制作しています。このアンブレラマーカーは、生徒一人ひとりが心を込めて丁寧に仕上げたものです。
そのうちの3つを、先日ラジオ番組「サステバ」に出演している小泉今日子さんへプレゼントしたところ、8月23日の放送でご紹介いただきました。番組内では「世界に一つしかない」とのお言葉もいただきました。詳細は下記リングをご確認ください。
私たちは、今後も海洋プラスチックごみ削減のために、アップサイクル活動を続けていきたいと考えています。
【リンク先】
8月23日(土) 19:30-20:00radiko「サステバ」
夏休みが始まり、少し時間が経ちました。生徒の皆さんが元気に過ごしているのか、気になる今日この頃です。
そんな中、8月5日(月)に本校で「創作アートクラブ」の授業が行われました。今回の制作テーマは、「自分だけの〇〇〇な〇〇〇は、どんな世界だろう?」という、想像力を大いにふくらませる課題です。教室の中央には、色とりどりの素材や道具がずらりと並び、子どもたちはその中から自分のイメージに合うものを楽しそうに選んでいました。一人ひとりの個性が光る作品が次々と形になっていく様子は、見ているこちらもワクワクするような、創造的なひとときでした。
どんな作品が完成するのか、とても楽しみな一日となりました。