今年度,中学部2・3年生は関西方面への修学旅行を予定しています。この修学旅行では,多くの人との交流を通して,新しいことに挑戦する力や,自分なりの楽しみを見つけることを大きな目的としています。当日は,関西学院大学の学生約50名とともに,さまざまな体験活動を行う予定であり,充実した楽しい学びの機会となることが期待されます。
現在,修学旅行に向けた事前学習も始まっています。今年度の食事はすべてバイキング形式となっており,普段の給食とは異なり,多様な食材の中から自分で選んで食べる体験ができます。そこで本校では,事前学習の一環として「バイキング学習」を実施することとしました。保護者の方にご協力いただきながら,実際の場面を想定した学習を進めていきます。
活動の様子や成果につきましては,次回のホームページにてお知らせいたします。ぜひご覧ください。
中学部では、これまで毎年、SDGsについて体験を通して学習してきました。今年度も引き続き取り組み、その中でもSDGsと「災害」を大きなテーマの一つとして学んでいきます。そして、今回の学習では、「仙台防災枠組2015-2030」の考え方を取り入れながら、「災害に強い社会とは何か」について探究していきます。キーワードは「レジリエンス(災害への強さ)」です。
SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」を実現するためには、まず自分たちの身近な地域を知り、災害に強いまちづくりを考えることです。そこで中学部17名は、学校のまわりを実際に歩きながら、災害が起こりそうな場所を調べました。活動の中で、生徒からは「初めて来たけど、ここは危なそうだな」、「この場所は土砂災害が起きそう」といった声が聞かれ、たくさんの気づきが生まれていました。これからも体験を大切にしながら、学びを深めていきます。
中学部では、毎年「ごみ拾い」を通した環境学習に取り組んでいます。
「ごみ拾いから学習?」と意外に思う方も多いかもしれません。しかし、実はこの活動の中には、私たちの社会や環境、そして人の行動について深く考えるきっかけが数多く隠されています。
今年、中学部の生徒たちは1年間を通してこのテーマを探究し続けました。ごみを拾うという小さな行動の中から、「なぜここにごみがあるのだろう」「どうすれば減らせるのだろう」と問いを重ね、調べ、考え、議論しながら学びを深めていきました。そして、その成果をまとめ、多くのコンテストに挑戦しました。すると、応募したすべてのコンテストで賞をいただくという快挙を達成しました。さらに、中学生としては大変名誉ある、日本海洋教育学会からの表彰もいただくことができました。
しかし、生徒たちにとって一番大切なのは「受賞」ではありません。生徒たちに感想を聞くと、返ってきた言葉はこうでした。「まだまだ、知りたいことがたくさんある。」
探究すればするほど、新しい疑問が生まれる。学べば学ぶほど、世界はもっと深く見えてくる。そんな学びの面白さを、中学部の生徒たちは今、実感しています。受賞はゴールではなく、新しい探究のスタートです。これからも生徒たちの「知りたい」という気持ちは、ますます大きく広がっていくことでしょう。
詳細は北國新聞ホームページに掲載しております(有料会員のみ)ので、下記リンクよりご覧ください。
北國新聞ホームページ(2026.3.20)
3月17日(火)、金沢大学(本学)において、森本副学長への日本海洋教育学会「Nice Presentation賞」受賞報告会を行いました。報告会に先立ち、生徒たちは自分たちで作成した名刺を手に、森本副学長と名刺交換を行いました。少し緊張しながらも、温かな雰囲気の中で交流が始まり、会場は和やかな空気に包まれました。生徒たちはこの日のために何度も練習を重ね、本番では堂々とした素晴らしい発表を行うことができました。発表をご覧になった森本副学長からは、研究者としての鋭い視点からのコメントと、教育者としての温かい励ましの言葉をいただき、生徒たちにとって大変貴重な学びの機会となりました。また報告会の終盤には、森本副学長の講義資料を用いた特別講義も行われ、生徒にもわかりやすい言葉で学問の面白さを教えていただきました。その中で森本副学長から生徒たちに伝えられたのは、「なぜ?という疑問を持つこと、そしてその疑問を深く掘り下げていくことこそが、学問において最も大切である」という言葉でした。
今回の経験を通して、生徒たちは探究することの楽しさと奥深さを改めて実感しました。これからも「なぜ?」という問いを大切にしながら、自分たちの探究をさらに深めていきたいと思います。
3月15日(日)に、オンラインで開催された SDGs探究AWARDs 表彰式において、本校中学部の取り組み「海洋プラスチックごみZeroの海を目指して!」が 審査員特別賞を受賞しました。
SDGs探究AWARDsは、「世界の国や地域における社会課題の解決のために、私たちができる、または実施しているアクション」をテーマとした取り組みを対象に、優れた実践を表彰するコンテストです。応募対象は、中学生・高校生・大学生・大学院生・短期大学生・高等専門学校生・専門学校生・社会人まで幅広く、今年度は 全国から656件の応募がありました。その中で、本校中学部の取り組み「海洋プラスチックごみZeroの海を目指して!」が高く評価され、審査員特別賞を受賞しました。受賞者の多くが高校生や大学院生である中、本校の生徒たちは表彰式でも堂々と挨拶を行い、立派な姿を見せてくれました。審査員の先生からは、「清掃活動を継続して行い、その中で自分たちで課題を見つけ、社会に働きかけている点が素晴らしい取り組みである」との講評をいただきました。中学部では、今後もこのような 社会課題に主体的に向き合い、探究し続ける姿勢を大切にしながら、学びを深めていきたいと思います。