7月14日(水)3年生向け「推薦入試を探究する」

進路指導トピック
 
 7月14日(水)15:45~17:00,本校物理室を会場に3年生向け「推薦入試を探究する」と題した進路に関する講座が開かれました。
 志望理由書・面接(WEB面接も含む)の極意を聞こう!
 学校推薦型選抜・総合型選抜を考える人必見!
をサブタイトルにして,合同会社楽しい学校コンサルタントSecond代表で本校のカリキュラムアドバイザーでもある前田健志先生が講師を務めました。
 スポーツ大会前日にもかかわらず40名をこえる生徒が前田先生の話に聞き入っていました。前田先生からは
 「身近な事柄に疑問をもつ大切さ」それを「自分事として考えることの大切さ」や,大学が求める生徒像につながる
 「自分で問いを立てる力」「自分で学べる力」を高めていくことの必要性が説かれました。
 昨年度から,センター試験に変わり共通テストが実施されるなど大学入試は大きく変化しています。今回のテーマであった,「推薦入試」も大きく変わってきているとともに,各大学が推薦入試に大きな比重を置いてきています。進路実現には多様な道が存在します。高校3年生はここからが正念場になりますが,1・2年生はもちろん,今,中学校に在籍している方々も是非,間もなくやってくる夏休み中に自分の進路について真剣に向き合う時間をとってみてください。


講師とのやりとり


仲間との話し合い


7月12日(月)第103回全国高校野球選手権

 7月12日(月)第103回全国高校野球選手権石川大会1回戦。我が校は強豪遊学館高校と対戦しました。総合開会式は残念ながら雨天中止となってしまい,3年生を中心とした堂々たる入場行進を披露することができず落胆の色も見えましたが,気持ちを切り替えて昨日まで直前練習に取り組んできました。悪天候による日程変更を覚悟していましたが,比較的順調に進み予定通りの日程で1回戦を迎えました。
 昨年度は新入部員0(マネージャーを含め)で,コロナ禍に加え3年生はさまざまな面で大きな制約の中での部活動になりました。年度が変わり今年度は,なんと新入部員11名(プレーヤー9名・マネージャー2名)が加わり,念願の単独チームでの大会参加を果たせました。高校入学後に野球を始めたプレーヤーが多く,勝敗の面からだけ見れば厳しい状況でしたが,毎日,自校の校庭で練習に取り組める幸福感を味わい,単独チームで練習試合を行えることに感謝しながらの4ヶ月を過ごしました。
 初戦突破を夢見ながらひたむきに白球にくらいついてきましたが,力及ばず初戦を突破することはできませんでした。一つ下の後輩が一人もいない中で前を向き続けた3年生部員のこれまでの努力に敬意を表します。その後ろ姿は,後輩たちの目と胸にしっかりと刻まれています。これまで本当にお疲れ様でした。
 そしてもう一つ,長きにわたり本校野球部の指導にあたっている深田先生は今年度末に定年退官の予定です。そのため,夏の大会の指導は今回が最後になってしまいました。試合前に本校校歌が流れるグランドでノックをしている雄姿は感慨無量でした。


OBからの応援旗


一矢報いるべく全神経を研ぎ澄ます


強豪校相手に一人で投げぬく


在校生・保護者・OB・教職員多数が応援


深田先生,最後の夏ノック


「74回生(2年生)対象進路オリエンテーション」

 6月18日(金)74回生を対象にした進路指導部主催の「進路オリエンテーション」を行いました。新型コロナウイルス感染症が収束せず,オンラインを用いての会となりました。
 当日は本校の進路指導部主任が以下の内容を柱に講話しました。
(主な内容)
 ・本校の進路指導
 ・2年生の進路年間計画
 ・令和3年度入試結果
 ・2年生の位置づけ(2年生の成績と合否)
 ・入試について(一般・学校推薦型選抜・総合型選抜)
 ・オープンキャンパス(自分の進路を考える・雰囲気を味わう)
 ・担当者からのアドバイス(高校は「将来の生き方を考える」場所)
 ・まとめ(高校生活で一生懸命やったと思えるものをつくる) など
進路を考えるのは3年生になってから!という考えを捨て,計画的に自らの進路を切りひらいていこう!という姿勢に変わった生徒が多数(?)になったように感じました。


2年生の成績と合否


進路を考えよう


6月11日(金)75回生「現地学習生徒企画」

最近の附属高校の実況中継です。
(1) 6月11日(金)1年生(75回生)が「現地学習生徒企画」のプレゼンテーションと投票を行いました。これは「75回生の75回生による75回生のための現地学習をつくろう」を基本コンセプトに
  ⓵現地学習を自分たちでデザインし選考することで現地学習の教育的効果を高める
  ②現地学習を自分の学習(教科の学習)と地続きのものにする意識を高める
  ③現地学習の選定に生徒の目を入れることで学校行事を自分事として考える
   ことを目的にして行われました。
   当日は現地学習企画委員会からの7つ(7グループから)の提案がありました。提案は事前に配付した資料を基にオンラインを利用して行われ,生徒からの質問等も受け付けながら進められました。この提案を受けた1年生は,
  ・自分の学びが深まる現地学習であること
  ・⓵~③の目的に合致していること
  ・行きたいと思うプランであること
   を基準に投票(6月12日(土)20:00締め切り)しました。
   プレゼンテーション当日は旅行会社や学習情報関連会社等からの参観もあり,それぞれの立場から貴重な助言をいただきました。
(2) 6月12日(土)津幡町文化会館「シグナス」を会場に第64回中部日本吹奏楽コンクール石川県大会行われました。本校吹奏楽部も高等学校小編成の部に出場しました。課題曲は行進曲「空軍士官候補生」自由曲は「ノルンの神」を演奏しました。残念ながら上位大会への進出はなりませんでしたが,コロナ禍で発表の機会が少なくなり練習時間も十分にとれない中,このコンクールに参加し演奏を披露したことには大きな意義があったと思います。コンクールのルールで写真撮影が許されず文章のみでの紹介になったことをお許しください。
(3) 6月13日(日)本校のことを多面的・多角的に知ってもらうことを目的に,県内外の中学3年生を対象にした本校生徒会とのオンラインミーティングを行いました。まだまだ工夫・改善の余地はありますが多くの方々に参加していただけたことを嬉しく思います。6月22日(火)には2回目を行います。参加される方の満足度が少しでも高まるように準備を進めています。
なお,7月31日(土)に本校を会場(新型コロナ感染状況によってはオンライン開催に変更することもあり得ます)に「学校説明会」を行います。既に中学校を通してご案内していますが,参加を迷われている方は是非ご参加ください(7月5日が締め切りです)。学校説明会の詳しい内容はこのホームページにも紹介しておりますのでご覧ください。


教室に向けて提案する企画委員

熱心にメモをとる参観の方々


6月9日(水)2年ぶりの運動会

 先週,6月9日(水),本校の運動会を2年ぶりに開催しました(実施した種目等は写真をご覧になってください)。2年生が中心となって企画・運営にあたるのが本校の伝統です。今回もその伝統を踏襲しました。しかし,昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止したため,中心となって活動する2年生は本校の運動会を体験すること無く企画・運営にあたるという状況でした。そのような中での開催になりましたが,当日は多少のハプニングには見舞われながらも,何とか最後までプログラムをやりきることができました。
 上述した通り,当日は多少のハプニングがありましたが,その状況に臨機応変に対応し,運営を支えたのが3年生でした。昨年度は開催中止になったため自分たちも2年前(1年生の時)の経験しかないのですが,その時の記憶や今,目の前で起きている状況に合わせた言動で運営をしっかり支えました。見事な働きだったと思います。
 2年ぶりの運動会。みんなの「いい顔」「輝く姿」が随所に見られました。3年生の保護者の方のみとなりましたが応援披露を参観していただけました。コロナ禍での運動会のスタイルを提案することができました。この他にも数多くの収穫があった運動会。まさに,「伝統は常に新し」の精神を発揮した学校行事になったと思っています。
 小中学生の皆さん,その時が来たら是非,附属高校に入学し,仲間と共に「今この時を全力で楽しむ!」経験を味わってください。お待ちしています。