4年_理科「天気と気温」
4年2組 理科 天気と気温
本時のねらい 天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあることを理解する。
(知識及び技能)
≪授業の流れ≫
1.課題を確認し,予想する。
晴れの日は気温の変化が大きいと知った子どもは曇りの日や雨の日はどのように気温が変 化するかを予想した。
2.結果をグラフに表し,班で考察する。
自分たちで調べたデータと教師が渡したデータを基に曇りの日を調べるグループ,雨の日 を調べるグループに分かれて結果をグラフに表した。どのグループも2つのデータを比べる ことで,その天気の気温の変化の共通点を探していた。
3.結果を交流し,考えをまとめる。
「何時は何度だった」よりも,「雨の日の気温はあまり変化がなかった」という発表を価 値付けることで,その天気と気温の変化という視点で結果や考察を発表することができてい た。
また,午前午後で天気が変化したグラフを見せ,「この日はどんな天気だったか」と問い かけることで,これまでの学習内容を生かして,天気を予想することができていた。
4.本時のまとめをする。
晴れの日と,曇り・雨の日の気温の変化はどこからくるのかという問いかけに,「天気に よって日光の当たり具合がちがう」と考えた子どもの言葉を使い,以下のようにまとめた。
まとめ くもりや雨の日は日光があまり当たらないので気温の変化が小さい。
天気によって1日の気温の変化にちがいがある。
5.学習のふり返りをする。
・曇りの日と雨の日の気温の変化が似ていることがわかったよ。(L)
・折れ線グラフを見れば,天気が想像できるよ。(L)
・〇〇さんの発表でグラフを使って説明していたのがよかった。(F)
・雨のちくもりや雪の日の気温の変化も調べてみたい。(T)
以上のようなまとめがあった。
所感
〇各天気,2つのデータを1つのグラフに表すことで,その天気の共通点を考えることができ た。
〇発表の場面ではボードの折れ線グラフを使いながら分かりやすく説明することができた。
△考察の際には天気と気温の変化という視点を与えたかったが,うまく伝えられず,各班での 交流場面で価値づけた。「時間がたつと天気・・・」「時間がたっても天気は・・・」とい うように時間的な見方ができるようにしたい
△グラフの見やすさがいまひとつなので,改善する必要がある。
△グラフをかくことに時間がかかってしまったで,考察に時間をかけられるようにしたい。