3年 明かりをつけよう

本時までの流れ
 子どもたちは、手をつなぐと頭の電球が光るロボット「手つなぎロボットひかる君」を作るために、電球が光る仕組みについて考えてきた。
  <手つなぎロボットの明かりがつくしくみには何が使われているのかな>
  <導線を乾電池のどこにつなぐと明かりがつくのかな>
  <導線を豆電球のどこにつなぐと明かりがつくのかな>

本時のねらい
 「電気の通り道(回路)が輪になる(閉じる)と、明かりがつく」という既習を元に、手つなぎロボットの回路を考え、組み立てることができる。

学習の流れ
 まずは、ワークシートに「手つなぎロボットひかる君」の設計図(回路)をかくことになった。子どもは既に分かっている、①ひかる君の明かりがつく仕組みには、乾電池・豆電球・ソケット・導線が使われていること ②手(導線)をつなぐと明かりがつくこと ③手をはなすと明かりがつかないことの3点を元に回路を考えはじめた。手を離すことで輪がとぎれるような回路を、試行錯誤しながら、最後には全員がかくことができた。
 その後、設計図をもとに、ひかる君を組み立てた。回路が理解できているせいか、どの子も素早く組み立ててることができた。

 次時は、ひかる君の手と手の間に、さまざまなものを挟み、電気を通すもの・通さないものについて追究していく。 



理科 5年 流れる水のはたらき



本時までの流れ(関係部分のみ抜粋)
<中流でも大きな石が見られるのは?>を課題とした。
子どもは①山の上(急な斜面部分)から流されてきた。②水の量が増えた時に流されてきた。
③もともと大きな石がうまっており、その周りの砂だけが流されて石だけが残ったという3つの仮説を考えた。仮説①と仮説②については流れる水のはたらきのうち、侵食や運搬のはたらきが大きくなったと考えている。仮説③についてはそれまでの学習から可能性は十分考えられるとともに、実験の必要性はないと判断した。そこで仮説①については斜面の傾きを変えて、仮説②については一度に流れる水の量を変えて比較実験を行い検証することとなった。

本時のねらい
 一度に流れる水の量によって流れる水のはたらきの大きさが変わることがわかる

学習の流れ
 仮説②についての検証を行った。流量はペットボトルのふたに穴をあけた数で調節することにし、穴1つと2つで比較した。同じにする条件として傾き、土の量、使用する水の量があった。
 流水実験器での実験結果により、穴二つの方が「底が見えるほど川底が削られた。」「両岸が大きく削られた」といった結果が得られ、仮説④について納得することができていた。


4年理科_雨水の行方と地面の様子


本時のねらい 雨水の行方や地面の様子についてすすんで関わり,問題解決しようとする。
≪授業の流れ≫
1 運動場で水たまりができる場所は?
  雨が降ると水たまりができる。運動場ではどんな場所にできるかを発表させた。答え合わ
 せは事前に雨の日に撮影した写真で行った。ブランコの下など想像していた場所もあれば,
 サッカーゴールの下など,そんなところにもあるのかという反応もあった。
2 課題について考える
  水たまりができた場所を確認したうえで,これらの水たまりがなかなかなくならなかった
 ことから,課題<水たまりはどんなところにできてどうしてなかなかなくならないのか>が
 うまれ,考えさせた。
3 予想を発表する。
  どんなところでは,「へこんだ場所」「遊んで踏み固められた場所」「日かげ」などの考
 えが,これまでの生活経験をもとに出てきた。いろいろな考えが出たので,「この中で違う
 と思うものはないかな」と聞くと,「日かげは水たまりができてもなかなか消えなさそうな
 だけど,水たまりは日かげだけにできるということではない」と,反論する児童もいた。
  なかなか水たまりがなくならない理由については,「日かげで蒸発しない」「水がもうし
 みこまなくなっている」などこれまでの既習内容をもとに考えたり,地面の状態と関係づけ
 て考えたりしていた。
4 単元の課題を設定する。
  運動場の水たまりの中でも,みんなが大好きなロープウェイの水たまりはとても巨大であ
 った。ロープウェイの下に水たまりができなければ,雨が止んだらすぐに遊べるのにという
 発言から,水たまりができる場所はどんなところで,すぐになくなるためにどうすればいい
 かを考えていくことにした。
  この単元の終末には,それぞれがロープウェイの下水たまりができない方法やすぐになく
 なる方法を考えることができるだろう。
5 学習のふり返りをする。
  ・水たまりがいろいろな場所にできることが分かった。(L分かったこと)
  ・どうしたら水たまりができないようになるかを考えていきたい(Tやってみたい)

所感
〇運動場の水たまりをなんとかしたいという単元の課題をみんなで作り上げることができた。
△「水の蒸発」の単元とどのように分けて考えさせればいいか疑問が残った。一つの単元とし
 て扱うことも考えられる。


5年_理科「植物の発芽と成長」


【本時のねらい】
 ・実験の結果を根拠に、植物の発芽には水は必要だが、肥料や土は必要ではないことに気づ  くことができる。

【前時までの流れ】
 ・「5年生ガーデンを作ろう」という単元を通した目標を設定し、「植物を発芽させ成長さ  せるためには何が必要なのだろうか?」という大きな課題を設定した。
 ・発芽に必要な条件を、子ども達は「土」「水」「肥料」「空気」「気温」と考え、それら  が「本当に必要であるか」を確かめるにはどうしたらよいかを話し合って条件制御につい  て学習した。
 ・前時ではこれらの条件の実験方法から、まず「土」「水」「肥料」と確かめ、次に「空   気」「気温」について実験を行うという計画を立てた。そして「基本(全部の条件)」「土な  しし」「水なし」「肥料なし」の4種類のカップを作り、実験を行った。

【本時の流れ】
 ①課題を確かめ、結果について個人で考察する
   前時で行った植物の発芽条件を調べる実験の結果について個人で結果を確かめ考察を   行った。
 ②個人の考察について班で話し合い、班の結論を出す
   各班(3~4人)でそれぞれの考察を伝え合い、その根拠を出し合って、班で結論を出し   た。結論の出た班から黒板に班の結果と結論を書くこととした。
  ※実験結果について
   「基本」は全ての班で発芽し、「水なし」は全ての班で発芽しなかった。「肥料なし」   は10班中8班で発芽し、「土なし」は10班中1班だけ発芽した。
 ③結果を交流し、考えをまとめる
   結果から水が必要であることは全ての班で納得していた。「肥料」についてもほとんど  の班で発芽していたことから肥料はなくても発芽するという結論が出た。話し合いの中心  になったのは、「土」であった。いろいろな考えが出てきたが、結局「1つでも発芽した  ということは、土がなくても条件を満たしたということだから、土はなくてもよい」とい  う結論に達した。

【所感】
  子どもの中には、すでに知識があり「土は発芽条件ではない」ということを知っている子 どももいるが、全員が「実験の結果」を根拠として結論を出していたことはよかった。
 (実験で「土なし」が発芽していない以上、土は必要な条件であるといえると結論づけてい  た。)また、ふり返りの中で、「土は必要な条件でないのなら、どうしてあれだけ発芽しな  かったのか。他に原因があるのだろうか」といった考えを書く子どもも見られ、これまでの 自分たちの実験方法について振り返ろうとする姿が見られたこともよかったと言える。
  一方、実験方法の確認、実験結果、班ごとの考察をどのように板書に位置付けるかは課題 であった。複数の条件を比較する際に学習に苦手意識をもつ子どもも、結論を考えやすくな るような板書のあり方を工夫していく必要あると感じた。


4年_理科「天気と気温」

4年2組 理科 天気と気温
本時のねらい 天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあることを理解する。
                                 (知識及び技能)

≪授業の流れ≫
1.課題を確認し,予想する。
  晴れの日は気温の変化が大きいと知った子どもは曇りの日や雨の日はどのように気温が変 化するかを予想した。
2.結果をグラフに表し,班で考察する。
  自分たちで調べたデータと教師が渡したデータを基に曇りの日を調べるグループ,雨の日 を調べるグループに分かれて結果をグラフに表した。どのグループも2つのデータを比べる ことで,その天気の気温の変化の共通点を探していた。
3.結果を交流し,考えをまとめる。
  「何時は何度だった」よりも,「雨の日の気温はあまり変化がなかった」という発表を価 値付けることで,その天気と気温の変化という視点で結果や考察を発表することができてい た。
  また,午前午後で天気が変化したグラフを見せ,「この日はどんな天気だったか」と問い かけることで,これまでの学習内容を生かして,天気を予想することができていた。
4.本時のまとめをする。
  晴れの日と,曇り・雨の日の気温の変化はどこからくるのかという問いかけに,「天気に よって日光の当たり具合がちがう」と考えた子どもの言葉を使い,以下のようにまとめた。

まとめ くもりや雨の日は日光があまり当たらないので気温の変化が小さい。
    天気によって1日の気温の変化にちがいがある。

5.学習のふり返りをする。
・曇りの日と雨の日の気温の変化が似ていることがわかったよ。(L)
・折れ線グラフを見れば,天気が想像できるよ。(L)
・〇〇さんの発表でグラフを使って説明していたのがよかった。(F)
・雨のちくもりや雪の日の気温の変化も調べてみたい。(T)

以上のようなまとめがあった。

所感
〇各天気,2つのデータを1つのグラフに表すことで,その天気の共通点を考えることができ た。
〇発表の場面ではボードの折れ線グラフを使いながら分かりやすく説明することができた。
△考察の際には天気と気温の変化という視点を与えたかったが,うまく伝えられず,各班での 交流場面で価値づけた。「時間がたつと天気・・・」「時間がたっても天気は・・・」とい うように時間的な見方ができるようにしたい
△グラフの見やすさがいまひとつなので,改善する必要がある。
△グラフをかくことに時間がかかってしまったで,考察に時間をかけられるようにしたい。