理科 5年 流れる水のはたらき
本時までの流れ(関係部分のみ抜粋)
<中流でも大きな石が見られるのは?>を課題とした。
子どもは①山の上(急な斜面部分)から流されてきた。②水の量が増えた時に流されてきた。
③もともと大きな石がうまっており、その周りの砂だけが流されて石だけが残ったという3つの仮説を考えた。仮説①と仮説②については流れる水のはたらきのうち、侵食や運搬のはたらきが大きくなったと考えている。仮説③についてはそれまでの学習から可能性は十分考えられるとともに、実験の必要性はないと判断した。そこで仮説①については斜面の傾きを変えて、仮説②については一度に流れる水の量を変えて比較実験を行い検証することとなった。
本時のねらい
一度に流れる水の量によって流れる水のはたらきの大きさが変わることがわかる
学習の流れ
仮説②についての検証を行った。流量はペットボトルのふたに穴をあけた数で調節することにし、穴1つと2つで比較した。同じにする条件として傾き、土の量、使用する水の量があった。
流水実験器での実験結果により、穴二つの方が「底が見えるほど川底が削られた。」「両岸が大きく削られた」といった結果が得られ、仮説④について納得することができていた。
以下に本授業の指導案と全小理福岡大会の誌上発表原稿を掲載してあります。