3年体育_鉄棒運動「みんなでクルン!お手伝いでクルン!!」
運動会が終わってから3年生は鉄棒運動に取り組みました。できるとおもしろい、できないとおもしろくない、という運動の特性をもつ鉄棒運動。一人でも多くの子が「鉄棒好き」になるように、今回は「みんなでクルン!お手伝いでクルン!!」をテーマに学習に取り組みました。
まずは、今まで練習した技が始めてできるようになった子を紹介する「新人賞」タイム。初めて逆上がりができた子が増え、見事成功!みんなから拍手をもらいました。
次に膝かけ後ろ回りを【膝かけ振り、お手伝いで、一人で】というスモールステップを示し、自分の課題を決めて取り組みました。「できない」という思いや体の感覚をつくるのではなく、「できた」というおもしろさや感覚を身につけるために、3人グループでお手伝い(補助や声かけなど)をしてもらい、みんなが鉄棒のおもしろさを感じながら技に取り組みました。自分がどれくらいできるかを把握し、「今、ここを手伝って!」や「今はお手伝いいらないよ。」と言いながら取り組んでいました。
子どものふりかえりから「お手伝いでできると、一人でできたときのように、とってもうれしかったです。」との記述も見られ、鉄棒運動のおもしろさを感じている子がたくさんいました。また、鉄棒運動を通して「あきらめずに練習すればできるようになる。」「みんなでお手伝いしながらやると、いつもよりも楽しいし、いつか一人でできるようになる。」など、学びに向かう力も育まれました。休み時間でも鉄棒で遊んでいる子が多いことから、運動のおもしろさを感じることが運動の日常化につながるということを実感できた実践でした。