2年図画工作科_「紙コップでどんどん!(造形遊び)」



 まずは、一人1つの紙コップを配りました。ほとんどの子どもが頭にかぶりました。かぶりたくなる気持ち、よーくわかります。
 次に、耳に当てたり、覗いたり、口にあてて声を出したり、五感で感じ始めました。どんどん一つではできないことをし始めました。隣の友達の紙コップと重ねたり、積み上げてみたり。




 「なにができそうかな?」と問うと、
「もっとたくさんあったら、高く積み上げたい。」
「いっぱいならべてみたい。」という声があがりました。
 そこで、「そういうと思って…」と、段ボールに入った、たくさんの紙コップを見せました。




 横に並べるだけでなく、縦に積むこともでき、活動の幅が広がっていきました。並べる、積むという活動を進めていきました。材料の形を考えながら並べたり、友達がつくっているものとつないだり、協力し合ったりして、楽しく活動をすることができていました。
 友達の様子を見て、「それ、ステキ!」「どうやってやったの?」と、自然に対話もうまれていきました。






 授業の終末には、L(わかったこと)F(友達や自分のステキ)T(つぎにやってみたいこと)についてふりかえりをしました。友達のステキから、つぎにやってみたいことにもつながって、さっそく長休みには、教室でも造形遊びを楽しんでいました。