ＩＣＴ活用は，そこに教科のねらい達成がないことには，単にリテラシーを高めただけで終わってしまいます。そこで，本校情報部ではＩＣＴを教科学習での理解度，深度，速度を高めるためのツールとして活用し，すべての教職員，すべての教科，すべての学級に一般化を図ることを中心に研究を重ねています。
　さて，本単元でのＩＣＴ活用例は，「複数のiPad内の画像などを，無線ＬＡＮでデジタルテレビ（電子黒板）に投影する」ことです。AppleTVのエアプレイミラーリングによって画像をワイヤレスで，かつ瞬時に投影します。
　この事例の利点は，①iPadにより見せたい資料を撮影，またはネットで収集し，②必要に応じて拡大しながら見せることができる，③煩雑な印刷，接続の作業が要らず，直感的に資料を見せることができる，④提示には各端末からミラーリングの操作をするだけで後発優先の原則によりタイムラグがほとんど発生しない，などが挙げられます。
　学校研究の観点からは【学校研究】－【研究実践】－【2013年度研究実践】に「4年社会科「ごみ対策の新しいアイデアを出そう」①に書きました。どうぞご参照ください。