6の2 家庭科「レッツ トライ ソーイング Part3 ~マイ○○○づくり~


 研究発表会の前時,題材の導入の授業を行いました。本時のねらいは,“相手,目的を意識して製作する物(マイ○○○)を決めることを通して,マイ○○○づくりに対する意欲を高める”でした。また,本時における学ぶ楽しさは“製作する物を使っている様子を想像しながら,製作する物(マイ○○○)を決める楽しさ”としました。
 袋型の布製品を調べる段階では,自分の体操袋や弁当袋を広げたり,のぞいたり,測ったりしながら調べていました。袋型の布製品についての関心が高まってきているようでした。“何を入れるための袋か”つまり目的を意識させることで,次時以降の計画や製作で”ゆとり”について考えることができるのではないかと考えましたが,何度も何を入れるかを問い返しましたが,子どもたちはあまりピンときていないようでした。
 実際にどのようなマイ○○○を考える場面では,前の活動においてピンときていなかった,何を入れるかという意識は薄く,どのような形のマイ○○○をつくるかに意識が向いていました。指導者にいろいろな質問をしてきた子どもたちの様子から,これから製作するぞという意欲は高まっていたと考えられますが,学ぶ楽しさにある“製作する物を使っている様子を想像しながら…”とはいかなかったように思います。
 手さげ型,きんちゃく型,クッション,クッションカバー…といろいろなマイ○○○を製作することになりました。公開研究会では製作計画を立てます。さて,しっかりと製作計画を立てることができるか…いろいろな手だてをうって,みんなで,そして自分で考えてもらいたいと思います。


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指導案


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ワークシート