1年 算数 いくつといくつ ~現実の数学化をめざして~
書写の時間に書いた名前を並べました。
「これ、仲間なんだけど」と問いかけると、「ダンスのグループ」「仲良しグループ」などいろんな考えがでてきました。「文字が・・・」と言ったことをきっかけに、「は~ん、六文字や」と。
身近な名前の中に数が隠れていることに気付きました。
「私も六文字」[まだいっぱいいるよ」みんなで六文字の仲間を探すことにしました。
文字の数という観点で仲間分けしていくことに決めました。自分たちで考えていく方向性を決めたのです。
クラスの中にはなんだか六文字仲間が多そう。そうしていくうちに、「4」「5」「7」「8」の仲間も見つけ出しました。他にもないかなという視点で、名前を見直したのです。
もっと算数的に高めるため「7」の仲間に注目してみることにしました。
「もっと細かく仲間わけできない?」
「はっと」「りみゆき」ではさみを入れようとしたら、「それへん」「だめだめ」と。
名前を苗字と名前で分けて考えていくことに決めました。
「4と3」「3と4」「2と5」と意味のあるわけ方で新たな仲間を決めました。
ブロックで見つけた後、数字化しました。
最初に見つけた数をさらに細かくわけて見ることができたのです。7だけでなく、他の数にも着目しはじめました。名前をもう一度見直し、仲間を決めなおしました。
名前という自分たちの身近な中に算数を見つけ、そして高めて行きました。
未来を志向する姿として現実の世界の数学化に1年生なりに少し近づけたかな?