2025年 最後の授業参観日!
自分の頑張りや良いところを誰かに見てもらいたい、そして褒めてもらいたいという気持ちは、誰しもが持つ自然な願いです。その思いを形にできる大切な機会が、「授業参観日」ではないでしょうか。生徒たちにとっては、少し早いクリスマスプレゼントのような一日だったのかもしれません。
ある生徒は、「お父さん、ぜんぜん来ない。何しているんだろう」と、どこか不機嫌そうな表情で授業に参加していました。しかし、お父さんの姿が見えた瞬間、その表情は一変し、はち切れんばかりの笑顔で学習に取り組むようになりました。改めて、保護者の皆様が生徒にとっていかに特別な存在であるかを実感する場面でした。
近年、「学びの連続性」という言葉がよく用いられています。これは主に、小学校・中学校・高等学校といった“縦のつながり”の重要性を示すものです。しかし、本日のような心温まる学習の様子を目の当たりにし、家庭と学校との“横のつながり”もまた、学びを支える上で非常に重要であることを強く感じました。
今後とも、家庭と学校が手を取り合いながら、生徒一人ひとりの成長を支えていければと願っております。引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。




