小学部からお礼の手紙をいただきました!

 先日、中学部の生徒が小学部のクリスマスプレゼント作りをお手伝いしました。
 中学部の生徒は、自分たちがこれまでの学習で培ってきた「海洋プラスチックを活用したアクセサリー作り」を生かし、小学部の児童にやさしく丁寧に教えていました。そして本日、そのお礼として、小学部の児童が感謝の気持ちを込めた手紙を届けに来てくれました。手紙を手渡す児童は少し緊張した面持ちでしたが、それを受け取った中学部の生徒は、思わずこちらまでうれしくなるような満面の笑顔を見せていました。自分の得意なことを生かして人の役に立ち、そのことに感謝される経験。そして、その姿を間近で見た小学部の児童が、「自分もあんなふうになりたい」と憧れを抱き、自分自身を高めようとする気持ちを育んでいく――。学年を越えて生まれたこの温かなやりとりは、本校が大切にしてきたキャリア教育の姿そのものだと感じます。子どもたちの学びが人と人をつなぎ、次の成長へと受け継がれていく、心に残るひとときとなりました。